「副業用に銀行口座を開設したいけど、どこの銀行がいいの?」
「副業に適したおすすめの銀行口座を教えて」
副業として案件を受注し報酬を受け取るときに、報酬の振込や経費の管理をするために、プライベート用や本業用の口座と分けた方がいいのかと疑問に思う人も多いのではないでしょうか。プライベートの銀行口座をそのまま副業に使用する方法こともできますが、後々、不自由を感じる可能性があります。
そこで、この記事では、副業用の銀行口座を開設するメリットとおすすめ銀行口座を紹介します。これから副業として活動するにあたって銀行口座に関する疑問を持っている人は、ぜひ最後までご覧ください。
■この記事は以下の内容が書かれています
- 副業専用の銀行口座を開設するメリット・デメリット
- おすすめしたい5つの銀行口座の紹介
- 自分に合った銀行口座を選ぶときのポイント
■この記事でわかること
- 副業専用の銀行口座を開設した方が良い理由
- 副業のお金を正確に管理するなら専用の銀行口座を開設した方が良い
- ネット銀行のメリットとデメリットが理解でき、自分に合っているか判断できる
それでは、早速スタートします!

銀行名 | 楽天銀行 | GMOあおぞら ネット銀行 | 住信SBI ネット銀行 | PayPay銀行 | ソニー銀行 | 三菱UFJ銀行 (参考) |
---|---|---|---|---|---|---|
振込手数料 | 他行:145円(個人) 229円(法人) 同行:無料 | 他行:75円(個人) 143円(法人) 同行:無料 | 他行:77円(個人) 145円(法人) 同行:無料 | 他行:145円(個人) 145円(法人) 同行:無料 | 他行:110円(個人) ー円(法人) 同行:無料 | 他行:220円(個人) 660円(法人) 同行:無料 |
振込無料回数 ATM無料回数 | 会員ステージに応じて振込:最大3回/月 無料 ATM:最大7回/月 無料 (利用状況により変動) | 振込:1回/月 無料 ATM:なし | ランクに応じて 振込:最大20回/月 無料 ATM:最大20回/月 無料 | 振込:5回/月 無料 ATM:1回/月 無料 (3万円以上はいつでも無料) | 振込:1回/月 無料 ATM:4回/月 無料 | 振込:最大3回/月 無料 ATM:なし (時間帯によって無料期間あり) |
副業用に銀行口座を開設した方がいいの?
副業を始めるときに、多くの人が見落としがちなのが専用銀行口座の開設です。副業収入と本業の給与、プライベートな支出を同じ口座で管理することは、後々大きなトラブルの原因となります。
なので、副業用の専用銀行口座を開設することをおすすめします。銀行口座を開設することによって以下のようなメリットが生まれます。
- 確定申告での収支管理が楽になる
- 家計管理が正確にできる
- 副業の収益性の見える化ができる
まず、確定申告での収支管理が格段に簡単になります。副業専用口座があれば副業収入と経費を明確に分離できるため、税理士に相談するときにも整理された資料を提供できます。また、年間20万円を超える副業収入がある場合の確定申告義務に対しても、正確な申告が可能になります。
さらに、副業でどれだけ稼げているのか、経費はどの程度かかっているのかが一目瞭然となり、副業の収益性を正確に把握できます。これにより、副業を拡大すべきか方向転換すべかの判断材料が得られます。
専用口座があることで、クライアントからの信頼度も高まります。個人名義ではなく、副業用の口座名で取引することで、信頼性を上げることができるでしょう。
副業で銀行口座を開設するメリット

副業専用の銀行口座を開設するメリットとして以下があります。
- 入出金記録が管理しやすい
- 屋号入りならクライアントにアピールできる
- 帳簿づけの手間が減る
- 24時間取引ができる
- 振り込み手数料が安い
それぞれ、順番に解説します。
入出金記録が管理しやすい
副業専用の銀行口座を持つと、入出金の記録を本業やプライベートと切り分けて管理ができるため、収支の計算がしやすくなります。
たとえば、普段の生活費や買い物と副業収入が同じ口座に混ざっていると、どの入金が仕事の報酬なのか、どの出金が経費なのかを仕分けるのに手間がかかってしまいます。計算ミスをなくすためにも副業専用の口座を用意しておくと、副業の入金・経費だけがまとまって記録されるため、収支を一目で把握できます。
毎月の収支管理や確定申告時に役立つのはもちろん、今月はどれくらい稼げたか、経費をかけすぎていないかといった副業の現状を正確に管理することができますよね。
シンプルに整理された口座を準備しておくと、副業の活動が楽になります。
屋号入りならクライアントにアピールできる
副業をしていても、フリーランスや事業主として早く信頼を得たいと思う人は多いでしょう。
そのときに役立つのが屋号付き口座です。屋号とは自分の仕事用につけた名前のことで、「◯◯プロダクション」や「〇〇ライティング」などの名前を銀行口座に登録することができるのです。
取引先が振込先を確認したときに、ただの個人名よりも事業者名が記載されている方がきちんと事業として取り組んでいるという印象を与えやすいのです。
とくに新規クライアントとの契約時や法人企業との取引では、信頼を高めるアピールポイントになります。屋号付き口座は必須ではありませんが、長く副業を続けたい人にとっては営業面での強みになるでしょう。
帳簿付けの手間が減る
副業をすると、報酬や経費を帳簿に記録して管理していく必要があります。管理をしたい情報がプライベートと混在している口座だと、「この入金は本業用なのか副業用なのか、もしくこの出金はプライベート用なのか」を毎回思い出しながら振り分けていかなければいけないですよね。
全てを一つの口座で集約しておくと帳簿づけが煩雑になり、ミスの原因にもなります。少しでも手間とミスの回数を減らすためにも副業専用口座だけを作って、副業に関連する取引だけを記録しておけば、帳簿づけが非常にシンプルになります。
さらに会計ソフトと連携できるネット銀行を選べば、取引履歴が自動で仕分けされ、入力の手間も大幅に削減可能です。結果として確定申告の作業もスムーズになり、本業やプライベートの時間を削らずに副業に集中できる環境が整えられます。
24時間取引ができる
副業は本業の合間や夜間・休日に取り組む人が多いため、銀行の営業時間に合わせるのは難しいこともあります。その点、ネット銀行を中心とした副業用口座なら、スマホやパソコンから24時間365日取引が可能です。
夜に報酬を確認したり、急な支払いに対応したりすることも簡単にできます。さらに残高確認や振込手続きもアプリからワンタップでできるので、わざわざATMや窓口に出向く必要がありません。時間を効率的に使えるのは副業を続けるうえで大きなメリットです。
昼はサラリーマン、夜は副業」といったライフスタイルの人にとって、24時間自由に使える口座はとても役に立つ存在ではないでしょうか。
振り込み手数料が安い
副業をしていると取引先への振込や経費精算で銀行を利用する機会が増えます。そのたびに高い振込手数料を払っていると、利益が減ってしまうのはもったいないですよね。
利益が減ってしまうことを少しでもなくすならネット銀行の開設をおすすめします。ネット銀行は振込手数料が安い、もしくは月に数回まで無料というケースが多いのが特徴です。
報酬を別口座に移すときや業務に必要なサービス利用料を支払うときでも負担が軽くなります。さらに、提携ATMの手数料が無料になるキャンペーンを実施している銀行もあり、無駄な手数料を払わずに済みます。小さな手数料の積み重ねでも年間でみれば大きな差になるため、振込手数料の安さは副業用口座を選ぶ際の重要なチェックポイントといえるでしょう。
副業で銀行口座を開設するデメリット

副業用の銀行口座を開設するメリットがある一方で、以下のデメリットも存在します。
- 窓口サポートがないことが多い
- 資金移動の手間と振込手数料が発生する
- 銀行口座の管理数が増える
メリットだけではなくデメリットを把握した上で、自分に適した銀行を選択できるようになりましょう。それぞれ、順番に解説していきます。
窓口サポートがないことが多い
副業専用口座として選ばれることが多いネット銀行は、基本的に店舗を持たないため窓口でのサポートが受けられません。
パスワードを忘れてしまったり、入出金にトラブルがあった場合も、電話やチャット・メールでの対応になります。慣れている人にとっては問題ないですが、銀行員に直接相談したい人やすぐに解決したいときには不安に感じることもあるでしょう。
特に高額な取引を行うときには、直接の確認や相談ができないのがデメリットといえます。そのため「安心感を優先したい」「対面でサポートを受けたい」という人は、ネット銀行とあわせてメガバンクや地銀の口座も持っておくと安心です。利便性と安心感のバランスをどう取るかがポイントになります。
資金移動に手間と振込手数料が発生する
副業用の口座を分けると、本業の給与口座や生活費用口座との間でお金を移動する必要が出てきます。
副業の報酬が副業専用口座に振り込まれた後、その一部を生活費やカード代などが引き落としされる口座に移すといったケースです。このとき、銀行によっては振込手数料がかかるため、回数が増えると意外にコストがかさんでしまいます。
また、毎月の資金移動を忘れないように管理する手間も増えます。ネット銀行の多くは振込無料回数を設けていますが、超過すると手数料が発生するので注意が必要です。資金移動を減らす工夫としては、振込無料回数が多い銀行を選ぶ、自動振込サービスを利用する、あるいは副業口座の残高をある程度そのまま事業用に充てるといった方法が考えられます。
口座の管理が増える
副業専用の口座を作ると、必然的に管理すべき口座の数が増えます。
本業の給与口座、貯金用の口座に加えて、副業口座も管理しなければならないため、残高チェックや入出金確認の手間が増えるのです。とくに複数のネット銀行を使い分けている場合は、ログイン情報の管理にも注意が必要です。パスワードを忘れてしまう、どの口座でどの支払いをしたか分からなくなる、といったトラブルも起こりがちです。
ただし、このデメリットは工夫で解消可能です。たとえば家計簿アプリや会計ソフトと連携させれば、複数口座の残高や取引履歴をまとめてチェックできます。管理数は確かに増えますが、それを逆に用途別にお金を見える化できるチャンスと捉えれば、資金管理力を高めることにもつながります。
副業で銀行口座を開設するならネット銀行がおすすめな理由

メリットやデメリットを解説してきましたが、それぞれ副業専用の銀行口座を開設する良い点・悪い点がわかったところで、開設するならネット銀行がおすすめです。理由としては以下があります。
- 手数料の安さと利便性の良さ
- 会計ソフトとの連携対応ができる
- ポイント・提携サービスによるお得感
それぞれ、順番に解説をしていきます。
手数料の安さと利便性の良さ
ネット銀行の最大のメリットは、圧倒的な手数料の安さです。
多くのネット銀行では他行宛振込手数料が月数回無料となっており、副業でクライアントへの支払いや経費の振込が頻繁にある場合、年間で数万円の節約につながります。また、ATM手数料も大手都市銀行と比較して格安で、一部の条件を満たせば無料回数が増加するサービスも充実しています。
24時間365日のオンライン取引が可能で、副業の作業時間が夜間や休日に集中する人にとって、時間を気にせず振込をおこなえることは大きなメリットです。スマートフォンアプリの操作性もわかりやすく、外出先での残高確認や緊急時の振込にも迅速に対応できますよ。口座開設もオンラインで完結するため、忙しい副業ワーカーにはとっては助かる機能がたくさんあります。
会計ソフトとの連携対応ができる
副業をおこなっているなら、会計ソフトとの連携は必須の機能といえます。
ネット銀行の多くは、freeeやマネーフォワードクラウド、弥生
といった主要会計ソフトとのAPI連携に対応しており、取引データを自動で取り込むことができます。これにより、確定申告をおこなう場合など手作業での入力ミスを防ぎ、帳簿作成の時間を大幅に短縮できます。
物販やコンサルティングなど取引件数が多い副業では、この自動連携機能により月末の締め作業が劇的に楽になります。取引の分類や仕訳も自動で行われるため、簿記の知識が少ない人でも正確な帳簿を作成できます。確定申告時期には、必要な書類がワンクリックで生成できるため、税理士への依頼費用の削減や自力での申告完了が可能になります。
ポイント・提携サービスによるお得感
ネット銀行では、取引金額や利用頻度に応じてポイントが貯まるサービスがあります。
副業収入の入金や経費の支払いでポイントが蓄積され、現金やギフトカード、他のポイントサービスへの交換が可能です。年間の取引額が多い副業であれば、相当額のポイント収益を得られます。
また、提携サービスとの連携により、副業に必要なツールやサービスを優待価格で利用できるケースも多くあります。例えば、クラウドストレージサービスの割引、税務相談の無料枠拡大、ビジネス向けクレジットカードの年会費優遇などです。
これらの特典を活用することで、副業運営のコストを削減しながら、より効率的なビジネス環境を構築できます。総合的に見ると、ネット銀行は副業の収益性向上に直結する要素が豊富に揃っています。
副業用におすすめな銀行口座6選

ここでは、副業におすすめしたい銀行口座を紹介します。おすすめしたい銀行は以下6行です。
銀行名 | 楽天銀行 | GMOあおぞら ネット銀行 | 住信SBI ネット銀行 | PayPay銀行 | ソニー銀行 | 三菱UFJ銀行 (参考) |
---|---|---|---|---|---|---|
振込手数料 | 他行:145円(個人) 229円(法人) 同行:無料 | 他行:75円(個人) 143円(法人) 同行:無料 | 他行:77円(個人) 145円(法人) 同行:無料 | 他行:145円(個人) 145円(法人) 同行:無料 | 他行:110円(個人) ー円(法人) 同行:無料 | 他行:220円(個人) 660円(法人) 同行:無料 |
振込無料回数 ATM無料回数 | 会員ステージに応じて振込:最大3回/月 無料 ATM:最大7回/月 無料 (利用状況により変動) | 振込:1回/月 無料 ATM:なし | ランクに応じて 振込:最大20回/月 無料 ATM:最大20回/月 無料 | 振込:5回/月 無料 ATM:1回/月 無料 (3万円以上はいつでも無料) | 振込:1回/月 無料 ATM:4回/月 無料 | 振込:最大3回/月 無料 ATM:なし (時間帯によって無料期間あり) |
メリット・特徴 | ・ポイントが貯まる ・会計ソフト連携◎ ・取引履歴が見やすい | ・つかいわけ口座で最大10口座作成可 ・デビットカード即時利用 ・低水準の手数料 | ・自動振込・自動入金あり ・複数口座作成可 ・会計ソフト連携◎ | ・口座開設が即日可能 ・スマホで完結 ・PayPay残高との連携◎ | ・セキュリティが堅牢 ・外貨口座が利用可 ・円預金は金利優遇あり | ・屋号付き口座が作れる ・窓口対応ありで安心感がある |
おすすめの人 | ・楽天サービスを利用している人 ・ポイントを活用したい人 | ・複数副業を掛け持ちしている人 ・収支を細かく分けたい人 | ・報酬を定期的に移動したい人 ・長期的に副業を継続する人 | ・すぐに副業口座を作りたい人 ・スマホ決済をよく使う人 | ・安全性を重視したい人 ・海外送金や外貨を扱う副業の人 | ・クライアントに信頼感を与えたい人 ・窓口相談を重視する人 |
それぞれ、順番に詳細や特徴を解説していきます。
楽天銀行
楽天銀行は、楽天会員ランクに応じて他行宛振込手数料が最大月3回無料、ATM手数料も最大月7回無料となり、副業での頻繁な取引にも対応しています。とくに楽天市場での仕入れや楽天カードとの組み合わせにより、ポイント還元率が大幅にアップし、実質的な経費削減効果が期待できます。
freeeやマネーフォワードなど主要会計ソフトとの連携も完璧で、取引データの自動取り込みにより確定申告準備が劇的に簡単になります。スマートフォンアプリの操作性も優秀で、外出先での残高確認や緊急振込にもスムーズに対応可能です。楽天のシステム全体を活用できれば、副業運営コストを最小限に抑えながら、ポイント収益も同時に獲得できる、コストパフォーマンス重視の副業ワーカーに最適な銀行です。
項目 | 詳細 |
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銀行名 | 楽天銀行 |
屋号つきの口座開設 | なし |
インターネットバンキング | あり |
連携できる会計ソフト | ・freee ・マネーフォワードクラウド ・弥生など |
金利(普通預金) | 0.22%〜 |
セキュリティ | ワンタイム認証 セキュリティカード |
開設手数料 | 無料 |
GMOあおぞらネット銀行
GMOあおぞらネット銀行は法人口座開設の実績豊富で、将来的に副業を法人化する可能性がある人には特におすすめです。個人事業主向けサービスも充実しており、他行宛振込手数料が月1回から最大20回まで無料になる段階制優遇システムが大きな特徴です。取引量の多い副業ほど優遇条件が向上するため、事業拡大に伴ってメリットも拡大する仕組みになっています。
Visaデビット付キャッシュカードでは、利用金額に応じて最大1.2%のキャッシュバックがあり、事業経費の支払いでも実質的な割引効果を得られます。また、GMOクリック証券と連携した「証券コネクト口座」では普通預金金利が大幅にアップし、副業収入の一時的な待機資金を効率的に運用できます。
ITサービスに強いGMOグループならではの、先進的なネットバンキングシステムと手厚いサポート体制もデジタル系副業との相性が抜群です。
項目 | 詳細 |
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銀行名 | GMOあおぞらネット銀行 |
屋号つきの口座開設 | あり |
インターネットバンキング | あり |
連携できる会計ソフト | ・freee ・マネーフォワードクラウド ・弥生 |
金利(普通預金) | 0.2% |
セキュリティ | ワンタイムパスワードアプリ セキュリティキー |
開設手数料 | 無料 |
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は、圧倒的な手数料の安さとランク制度による優遇サービスで副業ワーカーから高い支持を得ています。スマートプログラムにより、取引状況に応じて他行宛振込手数料が月1回から最大20回、ATM手数料が月2回から最大20回まで無料となります。特に資金移動が多い物販系副業やコンサルティング業では、年間数万円の手数料節約が可能です。
SBI証券との連携サービス「SBIハイブリッド預金」では、普通預金金利が大幅に優遇され、副業収入の効率的な資産形成もサポートします。また、外貨預金サービスも充実しており、海外クライアントとの取引がある副業には特に便利です。
スマートフォンアプリ「NEOBANK」の操作性も高機能で、指紋認証や顔認証によるログインから、残高照会まで、忙しい副業ワーカーの時間を有効活用できる設計になっています。堅実な副業運営を重視する人に最適です。
項目 | 詳細 |
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銀行名 | 住信SBIネット銀行 |
屋号つきの口座開設 | なし |
インターネットバンキング | あり |
連携できる会計ソフト | ・freee ・マネーフォワードクラウド ・弥生 |
金利(普通預金) | 0.2〜0.21% |
セキュリティ | スマホ認証 ワンタイムパスワード |
開設手数料 | 無料 |
PayPay銀行
PayPay銀行は24時間365日リアルタイム振込対応と業界屈指のATMネットワークの広さが最大の強みです。
全国約9万台のATMで利用可能で、コンビニATMはもちろん、ゆうちょ銀行ATMでも手数料無料回数内であれば利用できます。深夜や早朝の作業が多い副業ワーカーにとって、時間を気にせず銀行取引ができることは大きなメリットですよね。
PayPayとの連携により、キャッシュレス決済での経費支払いもスムーズに行えます。Visaデビット機能付きキャッシュカードでは利用額に応じてPayPayボーナスが貯まり、日常の経費支払いでもお得感を得られます。シンプルで分かりやすい手数料体系と充実したオンラインサービスで、副業初心者でも安心して利用できる銀行です。
項目 | 詳細 |
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銀行名 | PayPay銀行 |
屋号つきの口座開設 | なし |
インターネットバンキング | あり |
連携できる会計ソフト | ・freee ・マネーフォワードクラウド ・弥生 |
金利(普通預金) | 0.2% |
セキュリティ | ワンタイムパスワードアプリ |
開設手数料 | 無料 |
ソニー銀行
ソニー銀行は、資産運用への強いサポートがあり、収益性の高い副業をおこなっている人に適しています。
他行宛振込手数料やATM手数料の無料回数は取引状況に応じて段階的に優遇され、最大で振込手数料月11回、ATM手数料無制限まで無料になります。特に外貨預金や投資信託などの金融商品が充実しており、副業収入を効率的に資産形成につなげたい人には理想的な銀行です。
Sony Bank WALLETによる海外ATM利用時の手数料優遇や11通貨対応の外貨預金サービスは、グローバルな副業展開を考えている人にも対応します。また、住宅ローンをはじめとした各種ローン商品も競争力のある金利設定で、副業収入を活用した大型投資計画にも柔軟に対応可能です。
項目 | 詳細 |
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銀行名 | ソニー銀行 |
屋号つきの口座開設 | なし |
インターネットバンキング | あり |
連携できる会計ソフト | ・freee ・マネーフォワードクラウド ・Moneytree |
金利(普通預金) | 0.2% |
セキュリティ | トークン認証 ワンタイムパスワード |
開設手数料 | 無料 |
三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行は国内最大級のメガバンクとして、圧倒的な信頼のある銀行です。全国約7万台のATMネットワークと豊富な店舗数により、地方在住者や出張が多い副業でも利便性に優れています。Eco通帳やインターネットバンキングの利用により、他行宛振込手数料やATM時間外手数料が優遇される「メインバンク プラス」制度は、条件を満たせば大幅な手数料節約が可能です。
特に法人を取得した副業や将来的な事業拡大を見据えた場合、メガバンクとの取引実績は金融機関からの信用度向上に直結します。事業性融資や各種ローンの審査において有利に働くケースも多く、副業から本格的な事業への発展をサポートしてくれます。
スマートフォンアプリ「三菱UFJ銀行」では生体認証ログインやワンタイムパスワードによる高度なセキュリティを実現し、大切な副業収入を安全に管理できます。
項目 | 詳細 |
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銀行名 | 三菱UFJ銀行 |
屋号つきの口座開設 | あり |
インターネットバンキング | あり |
連携できる会計ソフト | ・freee ・マネーフォワードクラウド ・Moneytree |
金利(普通預金) | 0.2% |
セキュリティ | ワンタイムパスワード セキュリティカード |
開設手数料 | 無料(条件あり) |
自分に合った副業用の口座を選ぶ時のポイント

自分にあった副業用の口座を選ぶには、自分の管理スタイルに合った口座を選択していく必要があります。ここでは、自分に合った副業用の口座の選び方について紹介をします。
- 手数料と無料回数など重視する項目を明確にする
- よく使用するATMに合わせる
- セキュリティ性が高いかを確認する
- 管理がしやすいかをみる
利便性やサービス面を考慮して、なるべくお金の管理に時間をかけずに副業に集中できるように銀行口座を選択するようにしましょう。
屋号口座が必要かを判断する
- 月間振込回数と必要な無料回数の確認する
- ATM利用頻度と手数料無料条件を比較する
- 口座維持手数料の有無と条件確認をする
- 残高連動の優遇サービス内容の把握しておく
手数料と無料回数など重視する項目を明確にする
副業の種類や取引パターンによって、重視すべき手数料項目は大きく異なります。
物販やアフィリエイトなど頻繁に振込がある場合は他行宛振込手数料の無料回数、現金の出し入れが多い場合はATM利用手数料の無料回数を最優先に検討しましょう。また、残高によって手数料体系が変わる銀行も多いため、副業口座の平均残高を予想して比較すると良いでしょう。
その上で、各銀行の手数料無料条件と照らし合わせて、最もコストパフォーマンスが良い銀行を選択します。年間手数料の総額をざっくりでもいいでの試算し、数千円の差でも長期的には大きな節約になることを念頭に検討することが大切です。
- 月間振込回数と必要な無料回数の確認する
- ATM利用頻度と手数料無料条件を比較する
- 口座維持手数料の有無と条件確認をする
- 残高連動の優遇サービス内容の把握しておく
よく使用するATMに合わせる
副業用口座でも現金の出し入れは避けられないため、アクセスしやすいATMがある銀行を選ぶと良いです。
自宅、勤務先、よく訪れるエリアの周辺にあるATMを確認し、どの金融機関のATMが最も利用しやすいかを調査しましょう。セブン銀行、イーネット、ローソン銀行、イオン銀行などコンビニATMとの提携状況も重要な判断材料です。
特に地方在住者や出張が多い副業の場合、全国どこでも利用できるATMネットワークの充実度が利便性を大きく左右します。また、ATM利用可能時間も確認し、深夜や早朝の利用が必要な場合は24時間対応のATMが近くにあるかも事前にチェックしておきましょう。
利用頻度と移動コストを天秤にかけて、最も効率的なATM環境を提供する銀行を選択することが賢明です。
- 自宅・職場周辺にどの銀行のATMが設置されているか
- 提携コンビニATMの種類と場所確認しておく
- 24時間利用可能ATMの有無確認
セキュリティ性が高いかを確認する
副業収入が増加するにつれ、口座のセキュリティの重要性もチェックしておきたい項目です。
- 二段階認証
- ワンタイムパスワード
- 生体認証
上記のようなセキュリティ対策を講じている銀行を選択すると良いでしょう。また、不正利用時の補償制度の充実度、24時間365日の監視体制、フィッシング詐欺対策の実装状況なども確認しておくと安心です。
とくにネット銀行の場合、オンライン取引が中心となるため、SSL暗号化技術の水準、ログイン試行回数制限、一定時間後の自動ログアウト機能など、技術的なセキュリティ仕様を詳しく確認しましょう。定期的なセキュリティアップデートの実施状況も、その銀行のセキュリティ意識の高さを測る指標になります。
- 二段階認証・生体認証等の導入がされているか
- 不正利用補償制度の内容と限度額確認しておく
- 24時間監視体制とサポート体制の確認する
- セキュリティアップデート履歴と頻度を確認する
管理がしやすいかをみる
副業と本業を両立するなかで、銀行口座の管理にかける時間は最小限に抑えたいものです。
使いやすいネットバンキング、スマートフォンアプリの操作性、取引履歴の検索・絞り込み機能の充実度が口座管理の効率を大きく左右します。また、CSV形式での取引データダウンロード機能があれば、会計ソフトへの取り込みやデータ分析が可能になります。
複数の副業を展開している場合は、目的別口座作成機能やバーチャル口座機能を提供している銀行を選ぶことで、より細かい収支管理が可能になります。長期的に使い続けることを前提に、管理ストレスの少ない銀行を選択しましょう。
- ネットバンキング・アプリの操作性を確認する
- 取引履歴検索・絞り込み機能の充実度確認する
- データエクスポート機能の有無を確認する
- 通知機能・レポート機能の内容確認する
副業を始めるならプライベートや本業の銀行口座と分けて管理するようにしよう
副業用の銀行口座を持つと、会計管理が効率的に行えて、確定申告などをスムーズにおこなえるメリットがあります。
また、取引先からの信頼を得られる屋号付き銀行口座を開設できるのも魅力的です。銀行を選ぶ際は、手数料や使用している会計ソフトとの同期ができるかなどを確認してから選ぶようにしましょう。お金の管理を効率的に行えば、案件に集中して取り組むことができますし、品質の高い仕事をおこなうことができるでしょう。

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