「将来は管理職になって会社を引っ張っていきたい!」
「管理職になるにはどうすればいいの?」
高校、大学、大学院を卒業して多くの方がどこかの企業に就職をしますよね。自分が選んだ企業で活躍するため、世の中の人に役立つために一生懸命、仕事に取り組んでいることかと思います。
そして、その成果が評価され、地位が上がり、将来的には管理職になるなんて目標を立てている人もいるのではないでしょうか。
今後管理職になりたいと思っている20代、30代は約30%程度いるとされています。これだけの割合の人が管理職になりたいと考えているんです。しかし、誰しもが簡単に管理職になれるわけではありません。
そこで、今回は管理職になるための行動、マインドについて紹介をします。
■この記事は以下の内容が書かれています
- 管理職とは?
- 管理職に必要なマインド
■この記事でわかること
- 管理職の仕事内容がわかる
- 管理職になるためのマインドが形成できる
管理職とは?
まずは管理職はどんなポジションなのかを説明します
管理職は部下の管理をしつつ、部署の目標を達成するためにチームの先頭に立って業務を進める(管理する)ポジションです
主な仕事内容は
- 部下の育成
- 業務管理
- 部下を評価する
この3点が主な管理職の仕事になります
部下の成長
管理職は部下の成長のためにアドバイスをして成長を促します。その理由として部署の目標を達成するために必要な戦力となってもらうために部下を育成していきます
部下のなりたい姿に合わせて、それから本人のためになることであれば研修を進めたり、別の部署へ異動させる対処などを考えなくていけません
業務管理
日々の部下の業務進捗を管理しなくてはいけません。また、業務の偏りがないか、部下の進捗状況が悪ければどのように進めれば良いのかを適切にアドバイスをします
時には仕事に悩んでいたり、人間関係に悩んでいた場合は管理職から声をかけて精神的ケアを行なっていきます
さらに、必要に応じて人員の調整などを行なっていきます。例えば、忙しい人に人員を追加する。逆に業務量に余裕がある人に追加業務をしてもらうなど部署全体の業務管理を行なっていきます
部下を評価する
会社によって異なりますが、半年、1年ごとに部下と面談をして事前に定めた目標を達成できているのか振り返りをします
この面談で部下が目標を定めてから成長したのか、今後どのような人材になって欲しいのかを伝えてあげます
これは、部下のモチベーションをアップするためには大切なことです
部下は自分の仕事の進め方や今後の目指すべき姿が明確になっていない場合もあります。そこは管理職が部下と面談をして本人の意向に沿ってアドバイスをしていきます
まだまだ、管理職としての仕事はたくさんありますが、部下からみた管理職の仕事の紹介は以上になります
では、実際に管理職を目指している方が、目指すための行動マインドについて紹介をしていきます
管理職になるためのマインド
いきなり、結論を言いますが、管理職になるためには3点ほどあります
- 自分から課題を提案し、自ら行動できる人
- 分析能力が高い人
- 冷静に判断ができる人
どういうことかはこれから細かく説明をしていきます
私自身、まだ管理職にはなっていません。そんな人が管理職になるための行動なんて何を知っているんだと思うかもしれません
管理職になっていく人がどんな行動をしていたのか、実際に管理職になるために必要な行動はなんなのかをすでに就いている管理職から直接、話を聞いてまとめたものになります
いろんな管理職の方と話をする機会があり、話を聞いていくとほとんどの方がこの行動マインドに当てはまります
自分から課題を提案し、自ら行動ができる人
なんでこんなに成果を出しているのに評価をしてもらえないんだ
なんて思ったことありませんか?
成果を出しているんだから評価をしてもらって、昇給をして欲しいと考えているかもしれません
ただ、その成果の出し方が間違っている可能性があります
それは、相手から頼まれた仕事なのか、それとも自分から課題を見つけて自ら動いて課題解決できたかの違いです
- 相手から頼まれた仕事をこなしている
- 自分から問題を見つけて提案をし、自分が主体となって行動をしているか
相手から頼まれた仕事をこなして、成果を出している人は上司から見れば「仕事を着実に終わらせてくれて、頑張っているな」程度にしか思ってくれません。
意地悪な言い方をすると、上司にとって都合が良いだけです。別にその人じゃなくて他の人でも良いので、評価としてはイマイチなんです。
その一方で、自分から課題を提案し、自ら行動して解決できる人が評価されるのは管理職になれば部署が進むべき方向性を部下に配信して、目標達成の為にみんなを引っ張って行かなくてはいけません。
そして、その目標を達成するためには大きな壁にぶつかることが多くあります。そんな壁も意図も簡単に乗り越えられるぐらいの行動力が必要なんです。なので、課題が何かを考えて提案をし、行動できる人が会社として必要になってきます
分析能力が高い人
今、抱えている問題に対して必要な情報を入手して、その情報を正しい方向に導くことが求められます。
抱える問題は事業のことだけでなく、人に関することなど幅は広いですが、どの問題に対しても何をすれば良いのか具体策まで提示できることが能力として必要です。となると、分析力を持って課題に挑める人がいいですよね。
冷静に判断できる人
例えば、何があったかはわかりませんが、ものすごく機嫌が悪く何を言っても文句しか言わない人。また違う日に会った時は機嫌が良く文句も言われずスムーズに終わる場合と感情の浮き沈みが激しい人。
こんな人、職場にいませんか?
あまりにも感情の起伏が激しく、周りにも迷惑をかけ振り回すような人です。機嫌が悪い時は、物事を冷静にみれていないため何が最善の提案なのか判断することができません。
それでは、大事な判断をする場でミスをして取り返しのつかないことになります。常に冷静でいられて、自分の意思を持った人が管理職になる人材として必要です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は管理職を目指している人に向けて、必要な行動マインドについて紹介をしました。管理職は部下の手本となり、引っ張っていける存在の人が適任ということです。
そのためにもまずはその部署で自分がやりたいことを見つけて楽しく仕事をしていきましょう。
もし、そこでやりたいことが見つからないのであれば会社内で自分のやりたいことを見つけて異動することも考えてみてもいいと思います。
部署異動をしてみる
だって、今やっている仕事は数ある仕事の中でたまたまやっているだけです。
私たちには仕事を選ぶ権利があります。なので、もっと違うところで自分の得意分野を活かせるところがあれば、違うところで活躍した方が自分のためにもなります。
自分のやりたいことが明確になって、今の会社ではそれが実現できなさそうであれば転職も視野に入れてみてください。
転職をしてみる
管理職になるための行動マインドと言っておきながら転職しろっておかしくない?
そんなことを少し思ったかもしれません。でも、やりたいことがないのに今の会社にいる必要ってありますか?
管理職を目指す前に、やりたい仕事をやっている方がとても重要です。それが、今の会社で見つからないのであれば選択肢として挙がってもおかしくはないですよね。
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自分の人生は1度きりです。そして1度きりの人生、サラリーマンとして過ごす時間は40年近く続います。人生の半分程度が仕事をして終わることになります。
少しでも、サラリーマン生活を充実されるために今後について真剣に考えていきましょう。
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それでは、また。
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