【体験談】メーカーの製品開発の仕事内容について経験者が紹介します

・ものづくりで社会に貢献したい
・メーカーの製品開発ってどんな仕事をするのか知りたい

 

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今回は「メーカーの製品開発ってどんな仕事をしているのか」について紹介をします

 

この記事の内容は以下になります

・メーカーの製品開発とは
・製品開発の仕事内容の紹介
・まとめ

早速ですが、製品開発ってどんなイメージがありますか?

 

たくさん実験をしている感じかな?

実際に製品開発に携わっている部署にいる私が製品開発はどのような仕事をしているのか紹介していきます。

目次

メーカーの製品開発とは?

メーカーの製品開発とは、基本的には市場調査やトレンドをもとに企画されたアイデアや提案に対して実際の製品としてお客さんに使ってもらえる物を作るところです。

 

最終目標としてはお客さんに喜ばれる製品を作ることです。

 

あくまでも企画段階ではイメージであり、そのイメージを実際に売ることはできません。

 

製品開発はそんなイメージを形にしてお客さんに提供するための「ものづくり」をしているところです。

製品開発ってどんな仕事なの?

まずは企画提案されたイメージに対して、いろんな目標値が決められています。

 

その目標値に対しすでにある技術、あるいは新たな技術を組み合わせて試作をして評価を繰り返し行い最終的には製品としてお客さんに使ってもらい満足してもらわなければいけません。

設計

目標を満たすために3D CADを使って形状検討をします。

 

部品の形状だけではなく、機能を満足するために材料、加工方法、組立のしやすさなど一つの部品だけでなく複数の部品を組み合わせて1つのユニットとして性能を確保していきます。

 

さらに1つのユニットを組み合わせて製品として世の中に出すのがほとんどなので他のユニットとの連携をとりながら1つの製品の設計を行なっていきます。

 

初期設計の段階では性能を満足するためにはどのような構成にすればいいかを考えます。その後、段階を踏んで行き、部品コストなどを視野に入れた設計をしていきます。

試作

設計で部品形状が決まったものを加工メーカーに提出し部品を作ってもらいます。

 


加工メーカーとは実際に設計した部品が加工できるかのか、それぞれの部品の特徴などの情報を共有しながら最適な加工法を決めていきます。

組立

加工メーカーと打ち合わせなどをした部品が納品され実際に組み立てます。

 

3D CADではある程度の組み立て方法は考えるのですが、実際に組み立てみると組みやすさや修正ポイントなどが見つかってきます。

 

組み立てにくいものは誰も組み立てをしてくれません。
いかに簡単に組める構成を考えるかも設計者の力の見せどころです

評価

組み上がった製品が目標を満たしているか評価を行います。

 

まずはどんな評価をすべきかを検討をして関係者と認識合わせをします
この時点で検証項目の漏れなどをなくし、開発日程遅延が発生しないようにします。

 

そして、この評価が開発を行なっていて一番の難関です。

 

ユニットの評価がうまくいけば目標は達成されますが、そう簡単にはうまくいきません。

 

目標を達成できなかった場合は、原因調査をし再度検討をします。検討した内容を設計に反映させ試作をして部品を製作をして組み立てを行います。そしてまた、評価をします。

 

これを目標が達成できるまで繰り返します。

 

基本的にはこの4つの流れを繰り返すことで製品としての質を高め、目標をクリアしていきます。

メーカーの製品開発の仕事内容のまとめ

いかがでしたか?

 

今回は実際にどのような流れで製品開発が行われているかについて紹介をしました。

これはあくまでも私が経験した製品開発の流れで各企業によっては進め方が異なる場合があります。

 

なので、この記事は製品開発をやってみたいと検討している方への少しでも参考になれば幸いです。

 

製品開発はお客さんの手に渡り新たな価値を提供できる仕事でもあります。
少しでも興味がある方は是非、仕事として行なってみてください。

 

それでは。また。。

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