経験ゼロから独学でWeb制作のスキルを習得して副業としてできるようになったプロセスを紹介

「未経験でWeb制作のスキルを独学で身につけるにはどうすればいい？」
「Web制作を独学でスキルを習得できるの？」

Web制作は案件単価が高く設定されており、パソコンとインターネット環境があれば比較的始めやすいと多くの方がスキルを身につけようと始める方がいます。しかし、Web制作未経験だとどのように勉強してスキルを身につけていけばいいのか悩む方も多いでしょう。

そこで、この記事では未経験者がWebデザインに必要なスキルを独学で勉強をして、案件獲得ができたプロセスについてご紹介していきます。

未経験者が稼ぐのは無理だと思われがちなWeb制作ですが、スキルをつけるための学習方法や案件受注の手段が増えたことによって、初心者でも副業を始めることは可能です。私自身もこれから紹介する方法でWeb制作のスキルを身につけて副業として活動をしています。

■この記事は以下の内容が書かれています

■この記事でわかること

それでは早速スタートします。

副業でWeb制作のスキルを身につけようと思った理由

私自身、本業ではWeb制作と全く関係のない分野の仕事をしていますが、なぜWeb制作を副業で始めようとしたのか以下の理由がありました。

今では副業でWeb制作の案件を受注できるようになっています。それぞれ詳しく解説をします。

Web制作に興味があった

副業でWeb制作をはじめたきっかけは、純粋にWeb制作に興味があったからです。今の本業に不満があるわけではないのですが、今後、本業だけでは不安な部分もありなにかあったときに活用できるスキルを持っておきたいと考えた時に初めに浮かんだのがWeb制作でした。

今の時代、IT化が進み、プログラミングの需要が増えてきていますが、エンジニアの人手が不足しているため自分がWeb制作業界に参入しても、仕事を得るチャンスがあるんじゃないかと思ったからです。

正直なところ、スキルがなく興味だけでどうにかなるものでもないですが、しっかりと基礎知識を身につけてスキルをつけていけばどうにかなると思っていました。

ただ、実際にスキルを習得するまではとても苦労しました。ですがそれ以上に、新たなスキルが身についたことは嬉しかったですし、現在は副業として大体月10万円前後は稼げています。（Webライター、ブログ収益含むますが）

Web制作は成果が見えやすい

Web制作は成果が見えやすいです。Web制作は、作業の進捗やサイトを確認しながら進めていくため、具体的な形として残るため、自分の成長を実現しやすいのが特徴です。

自分が考えるコードを構築していくと、デザインのレイアウトが整っていき、思い通りのページが完成した瞬間には、達成感が感じられます。自分の考えていた事が自由に構築できる楽しみは他ではなかなか味わう事ができないので楽しいです。

さらに、Web制作の仕事では、サイトのアクセス数やユーザーアクセス数が数値でわかるため、「自分の作ったものが誰かの役に立っている」という実現が得られやすいことも魅力です。機能の改善によって、ユーザーの満足度が向上したり、クライアントの売上が伸びればモチベーションも上がりますよね。

色々とやっていくと覚える事はたくさんありますが、その分自分ができる範囲も広がるので確実にスキルアップを実感できますよ。

Web制作関連の単価が高い

副業でおこなうWeb制作の案件単価は他の業界と比較すると単価設定が高いです。

Web制作の案件は、業務内容や稼働時間、難易度によって変わりますが、単価相場としては上記に示した通りです。

たとえばWebサイト制作の相場は20～30万円程度ですが、納品まで2か月かかる場合があるため月収に換算すると10万円程度になるでしょう。

比較的、簡単なWebデザイン案件でも一件、1〜5万円程度の案件がたくさんあり、初心者でも応募OKなどの条件もあります。そのため、しっかりとWeb制作のスキルを身につけて実績を積んでいけば、副業として成り立つと思いました。

時間を有意義に使いたい

副業でWeb制作のスキルを身につけようと思った理由の最後は、時間を有意義に使いたいという思いがありました。

日々の空き時間や休日をただ過ごすのではなく、新しいスキルを身につけることで、自分の成長につながる有意義な時間にしたいと考えたからです。

現状、今の日本では本業だけでは収入が上がらず、生活が苦しくなる一方で、このまま本業だけでは無理だと感じています。そこで、本業以外の時間を有意義に活用することで収入を増やし、苦しい生活から抜け出したい思いが強かったです。

副業でWeb制作をすることは、この悩みを解決してくれます。学んだスキルがすぐに実践に活かせる分野で、HTMLやCSSを学んで簡単なページを作り始めて、徐々にコーディングできる幅を広げていけたのでとても時間を有効に使えたと思っています。

さらに、Web制作スキルは副業やフリーランスとしても生きられるように、将来的な選択肢を広げることにもつながります。時間の使い方でできることも増えるので、その点、Web制作は魅力の一つです。

Web制作の重要性と需要

Web制作は現代のビジネスや個人活動において需要がある職業です。インターネットの普及により、ウェブサイトは企業のオンラインプレゼンスや情報発信、製品やサービスの販売に不可欠なツールとなっています。

ここからは、Web制作が副業でおすすめな理由と需要について解説をします。これからWeb制作を始める方にとってプラスとなる情報ですので、ぜひ参考にしてください。

Web制作が副業でおすすめな理由とは

副業にはさまざまな業種がありますが、なかでもWeb制作がおすすめな理由は、以下があります。

Web制作を副業でおこなうなら在宅ワークで行えます。本業が終わった後でも自宅でできるため、通勤時間が不要で副業時間を確保しやすいのが大きなメリットです。

Web制作の案件は副業のなかでも単価が高めに設定されており、初期投資もパソコン代、通信費のみと少なく済むためすぐに始めることができます。そして、なによりWeb制作のスキルを身につけておけば将来性があり、手に職となるスキルが得られるので、副業だけでなく、独立してWeb制作会社を起業することもできます。

Web制作は副業にとてもおすすめであり、私個人的にもはじめてよかった副業です。しっかりとスキルを身につければ稼げるようにもなるのでおすすめです。

Web制作の需要について

Web制作はあまり需要がないのではと思われる方もいるかもしれませんが、Web制作は近年急速に需要が増加しており、デジタル化とインターネットの普及によってますます高まっています。

企業サイトだけでなく、最近ではランディングページ（LP）の需要が高まっています。企業は、SNS広告やリスティング広告など、様々な媒体で集客し、ランディングページに誘導して効率的に顧客を獲得しようとしています。

そのほかにも、スマートフォン対応、SEO対策、SNSと連携させるといったニーズも多く、技術の進歩とともに新しいスキルが求められ続けているのも特徴です。

このようにWeb制作は、幅広い業界で多様なニーズがあるので、Web制作のスキルがあれば副業でも安定した仕事を確保しやすく、自分のペースで働きながら収入を得ることができるのです。

経験ゼロからWeb制作の副業はできるの？

Web制作の副業は未経験でも適切なスキルがあればできるようになります。そのためにも競合と差別化を図り、戦略的にスキルをみにつけていきましょう。

最近ITやWeb関連の人材不足が深刻化しており、副業のWeb制作者に依頼する案件が増えています。常に人手不足ということもあって、経験ゼロからでもチャレンジしやすい業界といえるでしょう。

ただ、副業は仕事である以上、簡単に稼げるというわけではないです。初心者・未経験がWeb制作として副業を始める場合、すぐに稼げない理由は主に2つあります。

この２つの理由をしっかりと解決すれば、Web制作を副業として活動していくことができます。

Web制作の副業案件例

ここからは副業でできるWeb制作の案件をご紹介します。

どんな案件が掲載されているのか確認をして、必要なスキルは何かを把握していきましょう。それぞれ、詳しく解説をします。

週1稼働のWeb制作の副業案件

まずは、週１稼働で参加できるWeb制作案件です。

案件	通販サイトの制作
報酬	時給2,000円〜
業務内容	LPデザイン制作 サイト制作（HTML/CSS） チラシや冊子の制作
必要なスキル	・LP制作スキル ・Photoshop/Illustrator ・HTML/CSSの知識がある方

Web制作の副業案件は「リモートワーク可」「土日祝日・週末のみ稼働OK」の案件が増えてきており、本業をしながら柔軟に働ける環境が整ってきています。

土日稼働のWeb制作の副業案件

こちらが土日稼働で参加できるWeb制作案件です。以下の案件はWordPressを用いたサイト構築でコーディングだけでなくWordPressの機能を利用して設定していく仕事です。

案件	WordPressを利用したWeb制作案件
報酬	20,000円〜
業務内容	トップページ制作 下層ページ制作（オリジナルデザイン） ・サービス内容 ・ブログ機能 ・プロフィール ・プライバシーポリシーなど追加 動画・Googleマップ・SNSなどの埋め込み
必要なスキル	WordPressによる構築経験 HTML /CSS JavaScript

受注する仕事内容によって金額が上乗せされる仕組みなので、得意なことを受注して効率よく納品をしていけば土日稼働だけでも大きな収入を得ることが可能です。

独学でWeb制作のスキルを習得するプロセス

未経験の私自身も以下3ステップのプロセスを実践してWeb制作に必要なスキルを習得しています。

これが正しいやりかたではないですが、これからWeb制作のスキルを習得する方の参考となれば幸いです。

副業のWeb制作に必要な基礎知識を身につける

まずはWebサイトの仕組みを理解していくことから始めます。ホームページがどのような仕組みで制作されているのか、画像や文字、動きがあるサイトはどんな言語で構成されているのか理解する必要があります。

Web制作をするのにまず勉強すべきなのが『HTMLやCSS』です。私自身も基礎知識がない状態だったので、操作方法やコーディングの意味、アプリの導入方法などは参考書で身につけました。

正直に言うと、私自身、様々あるWebサイトがHTMLやCSSでJavaScriptなどいろんな言語が利用されて作成されていることを知りませんでしたし、CSSという言葉を初めて聞いたほどの未経験者です。

そんな私でも理解できたのが以下の参考書です。こちらはWeb制作初心者の方に強くおすすめしたい本です。

１冊ですべて身に付くHTML＆CSSとWebデザイン入門講座

Web関連の情報やデザインが体系的に学ぶことができる「Webクリエイターボックス」の管理人「Mana」によるHTML & CSSとWebデザインが学べる本です。

Web制作を副業としてやるならぜひ読んでおきたい本で、累計でシリーズ27万部突破の大ヒットしている参考書です。実際に手を動かしながら１つのサイトを作ることができるので実践向けでもあり、初心者にもわかりやすい本となっています。

Web制作者のためのSassの教科書

次に紹介するのが「Web制作者のためのSass（サス）の教科書」です。

SassはCSSよりも効率的にコーディングすることができて、コーディング数も少なくなるため、Web制作時間の短縮化ができる言語です。この本はそんなSassのひと通りの機能を使いこなせるようになることができる本となっています。

CSSをHTMLの構造に合わせて入れ子で書いていく「ネスト」や、便利な「変数」や「演算」などのSassの基本機能はもちろん、筆者が実際に仕事の現場で使っている実践的なテクニックまで、この一冊で網羅しています。

インストール方法から様々な手法まで書かれているため、すぐにSassを使いこなすことができるでしょう！

YouTubeで実践している動画を見る

次に行ったのが、YouTubeで簡易的なサイトを1から制作していく様子をまとめた動画を視聴しました。

現役のエンジニアによるWeb制作の動画は各コードがどのような役割をしているのか、コーディングしていくときの注意点を確認しながらスキルを身につけられる内容の動画が配信されていたので、視聴しました。

やはり現役エンジニアのコーディングとあって様々手法が見れますし、無料で実践に近い勉強ができたのは大きな収穫です。そして、忘れてしまっても追加料金なしで何度でも見直すことができるのはとてもいいです。

動画視聴している中でもSass、JavaScript、Bootstrap、jQuery などの新しい言語、デザインをするのに必要なIllustrator、Photoshop、AdobeXDなどのツールが出てきたので必要に応じて参考書と併用しながら多くの知識を身につけていきましょう。

無料で始められるオンライン教材を活用する

無料で始められるオンライン教材があり、特にお勧めしたいのが「Progate」と「ドットインストール」です。

無料で、できる範囲は限られますが、Webサイトを制作するための基礎はわかるようになるので、まずは両方登録してやってみることをお勧めします。

模写や自作ホームページをたくさん制作する

参考書で得た基礎知識と動画で学んだ実践系に近いコーディング技術を理解できたところで、よりスキルアップをする為に行うのが模写や自作ホームページを制作することです。

模写はあるサイトを参考に同じものを作っていく作業のことで、見本があるので文字や図の配置などの検討はしないで、コーディングに集中する事が出来ます。

一方の自作ホームページの作成は自分でデザインや写真、文字などの全てを一から考え、実務に近い流れで制作をしていくやり方です。少し、難易度が上がる方法ですが、実務になれば当たり前のように行う流れですので、自作のホームページを制作することを、ぜひやってみましょう。

サイト構成案が浮かばない方「フリーホームページ.net」と「Codestep」を参考にしてみてください。

どちらのサイトもレイアウトを考える力とコーディングスキルが身に付くので是非、模写を行う際は活用していきましょう。

Web制作未経験から独学では難しいと感じたならスクールも検討してみよう

Web制作を副業にして稼ぐまでには、実績を含めた一定のWeb制作のスキルが必要になってきます。いざ、独学でスキルを身につけようと思っても「独学で学んでいくには厳しいな」と感じた場合には、プログラミングスクールの利用を検討するのがよいでしょう。

以下の記事ではおすすめのプログラミングスクールを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Webデザインの副業を始める上で、スキル取得だけでなく事前の準備が必要になりますので、何を準備すればいいのかわからない方は以下の記事を参考にしてみてください。

スクール選びで悩んでいる方は「スクマド」に相談してみる

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まとめ：経験ゼロからでもスキルを身につければ副業で稼げます

ここまで未経験から独学でWeb制作を学び、副業として仕事を得られるようになるまでのプロセスを紹介してきました。

独学であっても、コツコツと実践を積み重ねることで成果がではじめて、努力が副業収入につながります。しっかりと副業で収益を上げれるようになるためにも正しい方法でスキルを身につけていきましょう。