「アウトプットって仕事と関係あるの?」
「アウトプット出すにはどうすればいいのか教えて欲しい」
仕事をしていると必ず求められるのがアウトプット(=成果)です。自分が出した成果に対して評価をしてもらい、その報酬として給与、ボーナスをもらいます。
その評価の対象がいかにアウトプットできたかに対してされることがほとんどですが「仕事ができる人=アウトプットを多く出している人」と言うことになります。
しかし、アウトプットを多く出すにはどうすればいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では仕事でたくさんのアウトプットを出すための方法についてご紹介をします。
■この記事は以下の内容が書かれています
- アウトプットとインプットの違い
- 仕事で成果を出せるアウトプットとは
- アウトプットを出す方法
■この記事でわかること
- アウトプットについて理解が深まる
- 仕事で求められる成果とは何かについてわかる
- 質の高いアウトプットを出す方法がわかり、実践できる
それでは、早速スタートします。
アウトプット・インプットの違いとは
これから「アウトプット」「インプット」と言う言葉がたくさん出てきますが、そもそもこの2つの言葉の意味は何かを説明します。
アウトプットとは
アウトプットとは「得た知識を外に出す(出力)こと」です。
学生時代でいうと授業で学んできた成果を出すためにテストを受けたり、レポートなどを作成することがアウトプットになります。
社会人になると本で学んだこと、研修で教わったことを業務に活かすことです。しかし、仕事の世界では学んだことを業務に活かしても価値あるものを提供できなければ評価をしてもらえません。
では、仕事の世界で評価をしてもらうためにどんなアウトプットをしていかなければいけないのかこれから紹介します。
インプットとは
インプットとは「知識を付ける(入力)こと」です。
人はインプットすることで知識を増やしていきます。みなさんも学生時代はインプットをたくさんしてきています。
それは学校での授業です。1日5時間、土日や夏休みなどを除いて毎日学校に行き授業を受けてきましたよね。授業を受けることで自分の知識が増えるのがインプットです。
社会人になると授業などはなくなるので自ら仕事に役立ちそうな本を読んだり、仕事に必要なスキルとして研修を受けて知識を増やしていきます。
特に読書や経験をすることで知識を付ける事は自分にとっても価値ある行動です。
仕事で成果を出せるアウトプットとは?
仕事のアウトプットとは「成果を出すこと」です。もう少し詳細に言うと以下の2つになります。
- 仕事の課題に対して方向性を提案し売り上げに貢献する
- 製品開発をして世の中に製品を提供する
などアウトプットの種類はたくさんあります。仕事をしているとアウトプットをすることが多くなります。
会社員の人は給与、ボーナスが会社から支給されます。これは、会社からお客さんに商品やサービスなどを提供してその価値としてお金をいただいていただいたお金の一部から給与、ボーナスをいただいています。
それから副業やWebビジネスなども同様で価値ある情報、サービスなどを提供し、その対価として収益を得います。
価値あるアウトプットに対して評価をしてもらいお金をいただいているのがビジネスの世界です。
努力は評価されないのか
残念ながら以下のことをアピールしても成果物を示すことができなければ評価をされません。
- これだけ努力したんです!
- これだけ頑張りました!
こんな経験ありませんか?
- ある目標に対してたくさんの努力を重ねたが結果として目標は未達。
- 目標到達具合を上司と面談をしても目標が達成できていないから評価としては平均点
いくら努力をしても目標や要求に対して達成できていなければ低い評価となってしまいます。
これは結局、目標が達成できていないと言う事は「お客さんに提供できる商品やサービスに達していない」と言うことになるので会社の利益に貢献できていないということなります。
なので、いくら努力しましたと言っても評価されにくいのが現実です。
質の高いアウトプットをするには
それでは効果的なアウトプットを出すにはどうすれば良いのでしょうか?良いアウトプットを出すためには以下の項目を行うと良いです。
- 常に学ぶ姿勢を持つ(インプット)
- 知識を得たものをしっかりとアウトプットする
- フィードバックをする
常に学ぶ姿勢を持つ(インプット)
まずは仕事に取り組むためにも知識を得る(インプット)が必要です。
例えば、研修や業務で必要な知識を身につけるために本や過去の資料を読んだりするのがインプットになります。また、仕事を通じで経験することも多くのことを得ることができます。
ここで重要なのがそこから何を学ぶかを意識することです。
- 研修を受けました
- 自己啓発本やビジネス本を読みました
- 仕事をこなしました
だけでは良いインプットとは言えません。何が目的で研修を受けたのか、何を得たくて本を読んだのか、何のために仕事をこなしたのかなどしっかりとした目的を持って取り組むことが必要です。
知識を得たものをしっかりとアウトプットする
良いインプットをしたのならばしっかりとアウトプットしないと記憶から消え、せっかく学んだ意味がなくなってしまいます。
- 過去に読んだ本の内容について説明を求められた時に説明をすることができますか?
- 1ヶ月前に仕事で学んだこと、研修で教わったことを教えてください。
なんて聞かれた時に答えることができますか?しっかりとアウトプットまでできていれば答えられることが可能ですがインプットしただけでアウトプットをしなければ忘れてしまいます。
それも人間の記憶は一定期間、保管されるのですが保管された記憶を使用しなければ2〜4週間ほどで削除されます。
しっかりと学んだ事を体に定着させるためにもアウトプットをして長期間保管するようにしましょう。
良いアウトプットの方法としては以下のようなことを行うと定着しやすくなります。
- 人に話す
- ノートに書く
- 報告書にまとめる
- 行動をする etc…
学んだことを人に話す、教える事は自分の理解度を知るために良い手段です。もし、説明ができなければ理解が浅かったということになるので再度、勉強するきっかけにもなります。
それからノートに書くは本を読みながら重要な項目や共感できることを書き留めます。
評価結果や上司へ報告が必要な時は報告書にまとめるのもアウトプットの一つです。別の記事でいい報告書の書き方についてまとめていますのでご参考ください。
その他にもSNSをやっていればそこに自分の考え方や学んだことを呟くのも良いです。
フィードバックを受ける
アウトプットをしていけば知識が定着するだけでなく、周りから評価を受けることができます。
例えば、提案した内容について関係者から指摘を受けたり、人に話した時に間違いを指摘してもらうなど自分の理解が間違っていないかを見直すことができます。
指摘を受けた時に考えが間違っていなければ良いのですが、もし、間違いがあった時は指摘を受けた時に方向修正をすることができます。
時には反発したくなる気持ちが湧いてくるかもしれませんが指摘をしてくれる人なんてそう簡単にはいません。
まずは指摘に対しては真摯に受け止め、自分の中で改善点を抽出してさらにアウトプットの価値を高めていきましょう。
成果を出すためのアウトプットの大切さのまとめ
いかがでしたか?
冒頭でも言いましたが仕事をしているとアウトプットをする機会が増えます。
アウトプットの量、質を高めていくためにもいろんなことを吸収していきすぐに挑戦していくことが、自分自身の知識量が増え、周りと差がついてきます。
すぐに成長を実感できないこともあるかもしれませんが、周りと差を付けるためには日々のインプットとアウトプットの質を考え、工夫しながら仕事に取り組んでいきましょう。
そして、上司からの信頼を得て、仕事ができる自分を獲得しましょう。
それでは、また。
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