「これからブログを始めようと思ってるけど自分に向いているのかな?」
「ブログの向き・不向きの特徴を詳しく知りたい!」
ブログを始めようと思っていても本当に自分に合っているのか、もしかしたら自分には向いていないんじゃないかと不安や疑問に感じることもあると思います。そういった不安があるままだと、なかなか始めることもできませんよね。
そこで、この記事ではブログ運営に向いている人・向いていない人の特徴を詳しく解説をしていきます。ブログ適性診断もあるので、採点をしてみてブログに向いているのか判断をしていきましょう。
■この記事は以下の内容が書かれています
- ブログを始めるか悩んでしまう理由
- ブログの向き・不向きがわかる適性診断付き
- 初心者ブロガーがブログを始めるときにやるべきこと
■この記事でわかること
- 初心者でもブログを始めるきっかけが作れる
- ブログの向き・不向きがわかり、ブログを始めるための対処ができる
- ブログを始めるための行動をがわかる
それでは、早速スタートします。

ブログ運用を始めるか悩んでしまう理由とは?
まずは、ブログ運用の向き・不向きを解説していく前に、なぜこのように悩んでしまうのか説明をします。
上手くできるか不安
ブログ運用に限った話では無いですが、何事も始めようと思うと不安になるものです。
誰しも失敗はしたく無いと思います。その中で、何も知識が無い状態でブログ運用を始めるのは誰でも不安に感じる事が多いと思います。
私自身もブログを始めようと思った時は「本当にブログで稼げるのか」「はじめてみたけど自分に合っているのか、正直わからないけど大丈夫かな」という不安はありました。
ですが、不安な気持ちもわかりますが、悩んでいた事と実際にやってみるのでは、全然変わってきます。
そのため、悩んでいないでまずは行動してみることをおすすめします。
わからない事が多く考えすぎてしまう
やった事がないことはわからない事もたくさんあります。
そのため、いろんな情報を集めていくと思うのですが、マイナスな情報も多くて、それを信じ込んでしまうも余計に始めたい事でも始められなくなります。
周りの情報はあくまでも情報です。
自分にブログが向いているのか、向いていないのかは実際は始めてみないとわかりません。
なぜなら、始める前からそんな事が判断できないからです。
そのため、情報をそのまま鵜呑みにしないで、何も考えずにブログを始めてみることをおすすめします。
ブログはただ、記事を書くだけでなく様々な作業を行って行かなくてはいけません。
その中で自分に向いている事やこれは駄目だなっていうものが見えてきます。
そのため、まずは始めて見て得意なことを見つけていく事がいいと思います。
仮に向いていないものが出てきたとしても、スキルとして身につける事ができるので違うことに活用する事も可能です。
ブログに向いている人の特徴

ここからは、ブログ運用に向いている人の特徴についてご紹介をします。
私自身の経験も踏まえて説明をしていきます。
- 文章の読み・書きが好きな人
- 情報を集めて整理できる人
- デスクワークが苦にならない人
- 忍耐力がある人
- 時間や場所を気にせず、自由にやりたい人
- パソコンが得意な人
文章の読み・書きが好きな人
ブログは文章を書く事がほとんどなので文章を書く事が好きな人はブログ運用は向いています。
それから、記事を書く前に情報を集める必要があるため、文章を読む事が好きというのもとても大切です。
そのため、よく他の人の記事を読んだりする事が多い方や本を読む事が好き、日記を書く事が習慣化されている方などはブログ運用は向いていると言えます。
情報を集めて整理できる人
ブログを運用するときはただ、記事をかくだけでなく、インターネットや本などから情報を集めて、読者にわかりやすく伝える必要があります。
そのためにも情報を集めて、正しい情報に整理できる事が大切になります。
自分で情報を集めて、整理ができる方はブログ運用に向いています。
デスクワークが苦にならない人
ブログ運用は基本はパソコンを使っての作業になるため長時間のデスクワークになります。
そのため、長い時間デスクでの作業でも苦にならない人はブログ運用に向いているでしょう!
もし、本業でもデスクワークをしている方がいてきついと感じていなければ問題ないと思います。
忍耐力がある人
ブログ運用を始めた当初はpvも増えませんし、収益も0円の日々が続きます。
そのため、このような状態が続いても耐えられる忍耐力が必要です。
長期目標を立てて、目標に向けてコツコツ行動ができる方はブログ運用を始めても諦めずに続ける事ができるでしょう!
時間や場所を気にせず、自由にやりたい人
ブログ運用はスマホやパソコンとインターネット環境があれば時間や場所をきにせず、行う事ができます。
副業としてやる場合は、通勤時間や昼休み時間などに記事を書く事ができます。
よく聞くのがオシャレなカフェや好きな場所でブログをやっていますなんて方もいるので、気分転換がてら記事を書く事ができるでしょう。
パソコンが得意な人
ブログはパソコンで作業をする事がほとんどです。
そのため、パソコン操作に慣れている方はスムーズに始められる事ができるでしょう!
ブログ運用で使うツールとしては以下です。
- Woredpress
- Google Search Console
- アフィリエイトサイト
- ツイッターなどのSNS
こういったことをパソコンでやるのは苦手だという方は少し難しいかもしれません。
ブログに向いていない人の特徴

次にブログ運用に向いていない人の特徴を紹介していきます。
すぐに成果を出したい人
ブログで成果を出そうとしてもすぐには出ません。
たまに、ブログですぐに成果が出ましたなどのコメントを見ますが、それは稀です。
そのため、始めて1年経っても収益化できない人がほとんどなので、ブログですぐに稼げると思って始めても自分の思い描いていた理想に近づける事が出来ず、挫折してしまいます。
これから、ブログを始める人は収益化できるまでに時間がかかる事が我慢できない人はブログには向かないでしょう!
文章の読み書きが苦手な人
ブログは情報を集めるために文章を読み、自分の言葉にして書く作業がメインです。
そのため、文書の読み書きが苦手な人はブログに向いていないかもしれません。
始めのうちは文章力がなくても、記事をたくさん書いていけばライティング力は向上していくので心配はありません。
地道な作業が続けられない人
地道な作業を継続してできない方はブログには向いていないかもしれません。
ブログは記事を1つ1つ丁寧に書いていき積み重ねて行かなくてはいけません。
ですが、これはとても地道な作業です。このような地道な作業でも楽しくできればいいのですが、苦痛に感じてしまう方は違う副業を探した方がいいかもしれません。
リスクを負いたくない人
ブログで収益化できて成功する保証はありません。その間、サーバー利用代がかかりますが、これが許容できない方はブログ運用に向いていないかもしれません。
サーバー利用料は月1,000円程度です。仮に2年かけても収益化できない場合は24,000円の赤字となります。
副業ではかなり低リスクな種類に分類されます。全くリスクなくやりたい方は別の方法を探した方がいいでしょう。
セルフチェック!10問でわかるあなたのブログ適性診断
これから質問をすることにたいして、「はい(2点)」、「どちらともいえない(1点)」、「いいえ(0点)」で答えてください。
- 書くことや、自分の考えを文章でまとめるのが苦ではない
- すぐ結果が出なくてもコツコツ続けられるタイプだと思う
- 新しいことを学んだり調べたりするのが好きだ
- 他人の反応(アクセスやコメント)に一喜一憂しすぎないほうだ
- 目標を立てて、小さな進歩を積み上げるのが得意だ
- お金を稼ぐ仕組み(広告・アフィリエイトなど)に興味がある
- SNSやWebのトレンドに興味があり、情報発信に抵抗がない
- 文章を書く以外にも、画像や構成を工夫するのが楽しい
- 他人のブログやYouTubeなどから学ぶのが好きだ
- 自分の経験や考えを「誰かの役に立てたい」と思うことがある
10個の質問に採点することができたら計算をして、あなたの点数が以下4つのどの判定タイプに当てはまるか確認をしましょう。
点数(20点満点) | 判定タイプ | コメント |
---|---|---|
17〜20点 | ブロガー適性◎タイプ | 書く・学ぶ・続けるが得意。 今すぐブログ開設を! |
13〜16点 | 伸びしろ大タイプ | 十分な素質あり。 方針を絞れば伸びる可能性あり |
8〜12点 | 準備・習慣化タイプ | 適性は半分。 まずは「3ヶ月続ける」が目標。 |
0〜7点 | 慎重スタートタイプ | 今は向き合う時期。発信よりも情報収集・日記形式から始めると◎ |
結果別のアクションプランを解説していきますので、ブログ適性の参考にしてください。
ブロガー適性◎タイプ(17〜20点)
行動力があり、失敗を恐れずチャレンジできるあなたは、ブロガーとして最も大切な「継続力」と「試行錯誤する力」を持っています。完璧を求めすぎず、まずは動き出すことで、短期間で大きく成長できるタイプです。
行動項目 | 具体的な内容 | 期間 |
---|---|---|
ブログを開設する | WordPressまたは無料ブログサービスでアカウント作成する | 1週間 |
1本目の記事を書く | 完璧を目指さず、まずは800〜1,000字で公開してみる | ブログ開設後、1週間以内 |
ジャンルを決める | 自分の経験×読者の需要があるテーマを1つ選ぶ | 1週間 |
6か月の目標設定 | 30記事公開を目標に、週1〜2記事のペースで執筆する | 6ヶ月 |
多少の失敗や記事のクオリティのばらつきは、すべて経験値に変わります。完璧主義に陥らず、「公開→分析→改善」のサイクルを高速で回すことで、半年後には大きな差が生まれます。リライトは後からいくらでもできるので、まずは量を積み重ねることを意識しましょう。
ブログを始めるならWordPressで行いましょう。以下の記事ではサーバー契約からWordPressでブログを始める方法について解説をしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

伸びしろ大タイプ(13〜16点)
基本的な適性はありながら、方向性や戦略面で迷いがあるかもしれません。正しい型を学び、仕組み化することで、一気に成果が伸びるポテンシャルを秘めています。「模倣から始める」ことで、最短距離で成長できるタイプです。
- 書くテーマを3つに絞る
-
- 例:「趣味(カメラ)」「仕事(営業ノウハウ)」「生活(時短家事)」
- 各テーマで書けそうな記事ネタを10個ずつリストアップ
- 成果を数字で見える化する
-
- Googleアナリティクスとサーチコンソールを導入する
- 毎週、PV・記事数・執筆時間を記録するスプレッドシートを作成する
- 月1回、数値を振り返り改善点を洗い出す
- 成功ブロガーから「型」を学ぶ
-
- 自分のジャンルで上位表示されているブログを5つ見つける
- 記事構成(見出しの使い方、導入文の書き方)を分析してメモをする
- まずは型を真似して3記事書いてみる
最初は「模倣×継続」で記事作成の傾向を学んでいきましょう。 オリジナリティは後からついてくるので、まずは成功者の型を徹底的に真似しましょう。3か月間、週1記事を継続できれば、自分なりの勝ちパターンが見えてきます。数値化することでモチベーションも維持しやすくなります。
ブログ初心者向けにレンタルサーバーの登録手順や設定方法について、以下の記事で解説をしていますので、ぜひ参考にしてください。

準備・習慣化タイプ(8〜12点)
ブログを続けることに不安を感じているかもしれません。しかし、このタイプの人は小さく始めて、着実に習慣化することで、長期的に安定した成果を出せるようになります。まずはブログに取り組むハードルを下げるようにしましょう。
- ミニブログから始める
-
- いきなり2,000字を目指さず、300〜500字の短い記事でOK
- 「今日学んだこと」「使ってよかった商品」など気軽なテーマを記事にしてみる
- 完璧を求めず、まずは「公開する」ことに慣れる
- 週1更新を3か月継続する
-
- 毎週同じ曜日に更新して習慣化する
- カレンダーに記事公開した日に○をつけて達成感を可視化する
- 記事ネタの見つける
-
- 日常の中で「よく聞かれる質問」をメモする
- 友人や家族に「最近困っていること」を聞いてみる
- スマホのメモアプリに思いついたネタをストックしておく
継続力を鍛えながら書く習慣を身に付けていきましょう。そして、 最初から大きな成果を求めず、まずは週1回公開するという小さな成功体験を積み重ねることが大切です。3か月続けられれば、それ自体が大きな自信になります。短い記事でも、続けることで検索エンジンからの評価は着実に上がっていきます。
ブログ運用に役立つ参考書を以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

慎重スタートタイプ(0〜7点)
ブログに対して不安や迷いが強く、「本当に自分にできるのか」と慎重になっているタイプです。しかし、このタイプの人でも準備期間をしっかり取ることで、スタート後に安定したブログ運営ができる可能性があります。焦らず、まずは書くことに慣れることから始めましょう。
ブログに慣れるためにもまずは以下のアクションをしてみましょう。
- SNSやnoteを使って発信習慣をつける
-
- いきなりブログを開設せず、日記アプリやnoteで気軽に書き始める
- X(Twitter)やInstagramで、140字程度を週3回投稿する
- 書くことへのハードルを下げ、抵抗感をなくす
- インプットと分析する
-
- 好きなブログや興味のあるジャンルのブログを10個読む
- 「読みやすい」「参考になる」と感じた理由をノートにメモする
- 自己分析とテーマ探しをする
-
- 自分の得意なこと、経験してきたことをリストアップする
- 複数のテーマ候補の中から、1つに絞り込む
いきなり収益化を目指すより書くことへの慣れることを優先しましょう。 ブログは長期戦なので、焦る必要はありません。まずは2〜3か月かけて、書くことへの抵抗感をなくし、自分の強みやテーマを見つける準備期間と考えましょう。準備が整ってからスタートすれば、迷いなく継続できる土台ができます。
タイプ別のブログの始め方
ブログを始める目的は人それぞれで以下のようなタイプがいます。
- 趣味として楽しみたい人
- 副業として収益化を目指す人
- 専門知識を発信したい人
タイプによってブログの進め方は異なります。自分の目的に合った始め方を選ぶことで、迷わず継続でき、成果も出やすくなります。ここでは3つのタイプ別に、具体的なスタート方法をご紹介します。自分に当てはまるタイプから読み進めてください。
趣味・日記ブロガー向け
趣味や日記をメインにしたい人は、書くことを楽しむことを最優先にしましょう。
まずは、無料ブログサービス(はてなブログ、アメブロ、note)から始めるのがおすすめです。初期費用がかからず、すぐに書き始められます。記事のテーマは「今日のできごと」「好きな本・映画のレビュー」「趣味の活動記録」など、自分が書いていて楽しいものを選びましょう。
- 無料ブログサービスに登録し、プロフィールとブログタイトルを設定する
- 週1〜2回、300〜500字の短い記事から始める
- 写真やイラストを積極的に使って視覚的に楽しむ
- 同じ趣味の人のブログを読み、コメントやSNSで交流する
収益化するかは、この時点では考えなくて良いです。継続することで自然と読者が増え、あとから収益化の選択肢も生まれます。誰かに読まれることよりも自分が楽しいことを基準に記事を書き続けることが、長く続ける秘訣です。
趣味ブログは、書くこと自体がストレス解消になり、人生の記録としても価値があります。
副業で収益化したい人向け
収益化を目指すなら、最初から「読者の悩みを解決する」視点で記事を書くことが重要です。WordPress(有料レンタルサーバー)でブログを開設し、SEOを意識した記事作りをスタートしましょう。初期投資(月1,000円程度)は必要ですが、独自ドメインで信頼性が高まり、広告配置の自由度も上がります。
- レンタルサーバー(エックスサーバー、ConoHa WING等)でWordPressを開設する
- ジャンルを選ぶ(転職、金融、美容、ガジェット等)
- ASP(A8.net、もしもアフィリエイト)に登録し、紹介できる商品を探す
- キーワードリサーチツール(ラッコキーワード)で検索需要を調べて記事を書く
- 最初の3か月で20〜30記事を目標に、週2〜3記事のペースで執筆する
収益化には時間がかかりますので、最初の3〜6か月は「仕込み期間」と考え、記事を積み上げましょう。Googleアドセンスは30記事程度で申請し、アフィリエイトは読者の悩みに沿った商品を自然に紹介する形で取り入れていきます。焦らず、SEOの基礎を学びながら継続していきましょう。
レンタルサーバーで人気のConoHa WINGの評判や特徴を以下の記事で解説をしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

ASP初心者におすすめしたいアフィリエイトサイトを以下の記事で解説をしています。この機会に登録をしておきましょう。

専門性を活かしたい人
専門知識を持っている人(資格保有者、業界経験者、研究者等)は、その専門性を武器にブログを展開できます。
noteやWordPressでブログを開設し、「〇〇の専門家」としてのポジショニングを明確にしましょう。専門ブログは、収益化だけでなく、仕事の依頼やコンサルティング、書籍出版などの機会にもつながりますよ。
- 自分の専門分野を明確にし、ブログタイトルに「〇〇専門」と入れる
- プロフィールに実績、資格、経歴を詳しく書き、信頼性を高める
- 初心者向けの「よくある質問」から記事を書き始める
- 専門用語はわかりやすく解説し、図解や事例を豊富に使う
- X(Twitter)やLinkedInで記事をシェアし、業界内での認知を広げる
専門ブログは、深い内容を扱うため1記事2,000〜3,000字が目安です。SEOよりも読者の理解度を優先し、わかりやすく丁寧に解説することを心がけましょう。定期的に発信を続けることで、この分野ならこの人という信頼が生まれ、ブログが名刺代わりになります。
初心者がブログを始めるときにやるべき10項目
ブログを始めたばかりのときは、なにから取り組めばいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、何をすればいいのかわからない人向けに最初の3ヶ月で意識してほしい仕組みや習慣を解説していきます。
- キーワードリサーチの基礎を身につける
- ペルソナ(読者像)を明確にする
- 記事の構成テンプレ(型)を覚える
- タイトルとディスクリプションを最適化する
- 内部リンク・カテゴリ構造を整える
- 画像と見出しで「滞在時間」を伸ばす
- リライト(改善)を習慣化する
- アクセス分析ツールを導入する
- モバイル最適化とページ速度の確認する
- 記事公開後の拡散・導線設計をする
それぞれ、詳しく解説をします。
キーワードリサーチの基礎を身につける
記事を作成するときは、読者がどんな言葉で検索しているかを知ることが、とても重要です。
自分が書きたいことではなく、読者が調べていることに注目をして、キーワードをリサーチしていくことで、記事を読んでくれる人が増えていきます。キーワードリサーチとは、検索ボリュームや競合性を調べて、狙うべきキーワードを選定する作業です。初心者には以下の無料で使用できるツールを導入しましょう。
「ラッコキーワード」や「Googleキーワードプランナー」が使いやすくおすすめです。まずは月間検索数100〜1,000程度のロングテールキーワード(3語以上の組み合わせ)を狙いましょう。
競合が少なく、読者の意図が明確なため、初期段階でも上位表示を狙えます。キーワードを決めずに書くと、誰にも見つけてもらえない記事になってしまうため、記事を書く前に必ずリサーチする習慣をつけましょう。
ペルソナ(読者像)を明確にする
記事を書く前に「誰に向けて書くのか」を具体的にイメージしておくと記事構成や文章の書き方の方針が固まりやすく記事を書きやすくなります。
ペルソナとは、年齢、職業、悩み、検索意図などを設定した架空の読者像のことです。例えば「30代会社員、副業でブログを始めたばかり、SEOの知識がなく何から始めればいいか悩んでいる」といった具合に設定します。
項目 | 内容例 |
---|---|
名前 | ブログ 太郎(仮) |
年齢・性別 | 30代・男性 |
職業 | 会社員、副業経験あり |
家族構成 | 妻、子供2人 |
住まい | 関東在住 |
年収・生活状況 | 年収450万円・本業の合間に副業をしたい考えている |
ペルソナを明確にすると、記事の切り口や言葉選び、提供すべき情報が自然と定まります。Notionやスプレッドシートにペルソナシートを作成し、記事ごとに参照する習慣をつけましょう。読者の悩みに寄り添った記事は、滞在時間が長くなり、SEO評価も高まりますよ。
記事の構成テンプレ(型)を覚える
毎回ゼロから構成を考えると時間がかかり、品質にもばらつきが出ます。
ばらつきを少しでも抑えるなら記事構成検討用のテンプレート(型)を使うことで、効率的かつ読みやすい記事を量産できます。基本の型は、以下の順番です。
- 導入(問題提起)
- 結論
- 理由・根拠
- 具体例・手順
- まとめ
SEOに強い「PREP法」(結論→理由→具体例→結論)や、How-to記事向けの「手順解説型」もよく使われます。最初は他のブログや上位記事を参考に、見出し構成をメモしてストックしておくと良いでしょう。Googleドキュメントやテキストエディタにテンプレートを保存し、記事作成時に毎回活用すれば、執筆スピードが格段に上がります。
記事の書き方は、以下の記事で解説をしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

タイトルとディスクリプションを最適化する
記事タイトルとメタディスクリプションは、検索結果でのクリック率を左右する最重要検討項目です。
タイトルには必ずキーワードを含め、30文字前後で具体的なメリットや数字を入れると効果的です。たとえば、キーワードを「ブログ 初心者 最初」としたときのタイトルのつけかたについて例をご紹介します。
- ブログ初心者が最初にやるべき10のこと【完全ガイド】
- 【2025年版】ブログ初心者が最初に決めるべきこと7選|稼ぐ人が必ずやっている準備とは?
- 初心者がブログを始めるときに最初につまずくポイント5選|成功者が避けた失敗とは?
ディスクリプションは120文字程度で記事内容を要約し、読者の検索意図に応える文章にしましょう。WordPressなら「Yoast SEO」や「All in One SEO」プラグインで簡単に設定できます。
タイトルとディスクリプションの最適化だけで、同じ順位でもクリック率が2〜3倍変わることもあるため、必ず設定する習慣をつけましょう。
内部リンク・カテゴリ構造を整える
記事同士を適切につなぐ内部リンクとわかりやすいカテゴリ構造は、サイト全体のSEO評価を高めます。
関連記事へのリンクを本文中に自然に配置することで、読者の回遊率が上がり、Googleからの評価も向上します。リンクは「こちら」ではなく、「キーワードリサーチの方法」のように具体的なアンカーテキストを使いましょう。
カテゴリは5〜10個程度に絞り、階層を深くしすぎないことが重要です。サイトマップ(sitemap.xml)を作成し、Googleサーチコンソールに送信することも忘れずに。定期的にサイト構造を見直し、孤立した記事がないかチェックする習慣をつけましょう。
画像と見出しで「滞在時間」を伸ばす
読者が記事にどれだけ滞在したかは、Googleが重視する指標の一つです。長い文章だけでは離脱されやすいため、適切な見出し(h2、h3)で区切り、視覚的に読みやすくしましょう。
見出しは2〜3段落ごとに設置し、内容を端的に表現します。また、図解やスクリーンショット、オリジナル画像を挿入することで、理解度と滞在時間が大幅に向上します。「Canva」なら無料で簡単にアイキャッチ画像や図解を作成できまし、記事に合う写真データを入れることもおすすめです。
画像には必ずalt属性(代替テキスト)を設定し、画像検索からの流入も狙いましょう。読者が「読みやすい」と感じる工夫を積み重ねることが、SEO評価につながります。
リライト(改善)を習慣化する
一度公開した記事を放置せず、定期的に見直して改善することを「リライト」と言います。
検索順位が10〜30位の記事は、リライトで上位表示を狙える可能性が高いため、優先的に取り組みましょう。具体的には、以下のような調整をしていきます。
- 情報の追加・更新
- 見出し構成の改善
- 内部リンクの追加
- タイトル調整
月に1〜2記事ずつでも継続すれば、サイト全体の評価が底上げされます。Googleサーチコンソールで「クリック数は多いが順位が低い記事」を見つけ、リライト候補としてリスト化しておきましょう。
新規記事を書くだけでなく、既存記事を育てる視点も大切なので、継続的に見直しはしていくことをおすすめします。
アクセス分析ツールを導入する
データに基づいた改善を行うために、アクセス分析ツールは必須です。まず導入すべきは「Googleアナリティクス(GA4)」と「Googleサーチコンソール」の2つです。
GA4では訪問者数、滞在時間、離脱率などを確認でき、どの記事が読まれているかが一目でわかります。サーチコンソールでは検索キーワード、表示回数、クリック率、平均掲載順位を確認でき、SEO改善の方向性が見えてきます。
最初は週1回でもダッシュボードを眺める習慣をつけましょう。数値の変化を追うことで、どんな施策が効果的かを学べます。感覚ではなく、データで判断する癖をつけたほうが、ブログを多くの人に読んでもらえるようになりますよ。
モバイル最適化とページ速度の確認する
現在、ブログアクセスの7割以上がスマートフォンからです。
記事がモバイルで読みにくいと、すぐに離脱されてしまいます。WordPressならレスポンシブ対応のテーマを選び、実際にスマホで表示を確認しましょう。また、ページの読み込み速度もSEOに影響しますので、定期的に以下のアプリを使用して確認をしましょう。
「PageSpeed Insights」や「GTmetrix」で速度を測定し、画像の圧縮(TinyPNGなど)、キャッシュプラグインの導入、不要なプラグインの削除などで改善を図りましょう。特に画像は「WebP形式」に変換すると大幅に軽量化できます。月1回程度、主要記事の表示速度をチェックし、常に快適な閲覧環境を保つことが大切です。
記事公開後の拡散・導線設計をする
記事を公開しただけでは、すぐにアクセスは集まりません。SNSでの拡散や、既存記事からの導線設計も検討しなければいけません。
Twitter(X)やFacebookで記事をシェアし、ハッシュタグを活用して関心のある層にリーチしましょう。また、公開済みの関連記事に内部リンクを追加し、新記事への導線を作ることも忘れずにしましょう。メールマガジンやLINE公式アカウントを持っている場合は、そこでも告知すると効果的です。
さらに、ブログランキングサイトへの登録やはてなブックマークでの拡散も有効な手段です。公開後48時間以内に初動のアクセスを集めることで、検索エンジンからの評価も高まりやすくなります。
ブログを始めて最初の30記事までにやるべきこと
ブログをはじめるなら活動方針を決定しておくと、つまずくことも少なく挫折せずに継続しやすくなります。ここでは、ブログを始めて最初の30記事までにやるべきことを紹介します。
- ステップ1:ブログ運営の「基礎体力」をつける
- ステップ2:読者ニーズに沿った記事構成とSEOの基礎を固める
- ステップ3:分析・改善で「伸びる記事」に育てる
10記事ごとに3段階のステップに分けてそれぞれやるべきことを解説していきますので、一緒に確認をしていきましょう。
ステップ1:ブログ運営の「基礎体力」をつける
最初の10記事は、完成度よりも記事を公開することを最優先に取り組んでいきましょう。まずは記事を書くことへの抵抗感をなくし、定期的に記事を投稿する習慣を身につけるのが目的です。
文字数は800〜1,200字程度で構いません。テーマは「自分が書きやすいこと」から選び、日記形式でもOKです。
- 公開日を決めて週1〜2回のペースで記事を公開する
- タイトルには必ず「誰に向けた記事か」がわかる言葉を入れる
- 見出し(h2、h3)を使って記事を構造化する練習をする
- 画像を1記事に最低2〜3枚入れる(スマホで撮った写真でもOK)
- 公開後は自分で読み返し、誤字脱字をチェックする
この段階では、SEOや収益化のことは考えなくて大丈夫です。書いて公開するという一連の流れに慣れることが何より重要です。完璧を求めず、60点の記事でも公開する気持ちで構いません。
10記事書き終えた時点で、自分の書くスピードや得意なテーマが見えてきますので、まずは基礎体力づくりに専念しましょう。
ステップ2:読者ニーズに沿った記事構成とSEOの基礎を固める
10記事を超えたら、誰かの役に立つ記事を意識して書き始めましょう。この段階では、キーワードリサーチとSEOの基礎を取り入れ、検索エンジンから読者が訪れる仕組みを作ります。記事の文字数も1,500〜2,500字程度に増やし、内容を充実させていきます。
ここのステップでは読者視点で記事を書く、キーワードを意識する、記事の質を高めるということを意識して記事を書いていきます。
- ラッコキーワードで検索需要のあるキーワードを調べる
- 記事を書く前に読者が知りたいことを3つ書き出す
- 記事構成を「導入→本文(見出し3〜5個)→まとめ」の型で統一する
- 内部リンクを使って、過去記事へ読者を誘導する
- タイトルとメタディスクリプションを意識して設定する
この時期から、Googleサーチコンソールを導入し、どのキーワードで検索されているかを確認する習慣をつけましょう。最初は検索流入が少なくても問題ありません。20記事書き終える頃には、「読まれる記事」と「読まれない記事」の違いが感覚的にわかってきます。SEOの基礎を固めることで、あとで大きな差が生まれます。
ステップ3:分析・改善で「伸びる記事」に育てる
30記事に近づいたら、ただ記事を増やすだけでなく、既存記事を改善する視点を持ちましょう。Googleアナリティクスとサーチコンソールでデータを分析し、どの記事が読まれていて、どのキーワードで流入があるかを確認します。この段階で、自分の得意なテーマや読者に刺さる記事の型が見えてきます。
- GoogleアナリティクスでPV数上位5記事を確認する
- サーチコンソールで表示回数は多いがクリック率が低い記事を見つける
- 過去記事を1〜2記事リライトする
- 読まれた記事と同じテーマで関連記事を書く
- SNSやコメント欄で読者の反応を確認し次の記事ネタに活かす
30記事を書き終えた時点で、「記事を書く→分析する→改善する」というPDCAサイクルが回せるようになっています。ここまで来れば、ブログ運営の基礎は完成です。あとは記事を積み上げながら、質を高めていくだけです。
ただ、30記事は通過点に過ぎません。ここからが本当のスタートですので、気を引き締めてブログを成長させていきましょう。
心理的ハードルを乗り越える|批判・比較・完璧主義への対処法
ブログだけでなく、新しいことを始めると心理的負荷が加わることがあります。その都度、乗り越えていかなくてはいけないのですが、対処法がわからない人も多いでしょう。ここからはそんな心理的負荷を乗り越えるための対処法を紹介します。
- 批判されるのが怖い
- 他人と比較して落ち込む
- 完璧に仕上げないと公開できない
それぞれ、順番に解説をしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
批判されるのが怖い
なぜこの不安が生まれるのかというとブログは誰でも読めてしまいます。そのうえで、自分の考えや経験を発信することで、否定的なコメントや批判を受けるのではないかという恐怖はごく自然な感情です。
とくに初心者は、自分の記事に自信が持てず、「こんなこと書いていいのか」と不安になりがちですが、以下のような対処をして乗り越えましょう。
- 批判は成長のチャンスだと考える
- すべての人に好かれる必要はない
- コメント欄は承認制にする
- 事実と感情を分ける
批判コメントが来るのはあなたの記事が読まれている証拠です。多くのブログは、最初は誰にも読まれないですし、批判も来ません。批判があったということは、それだけ影響力が出てきたということです。
批判を恐れて何も発信しないよりも発信して少しずつ改善できるほうが、ブログの成長スピードが変わってきますよ。
他人と比較して落ち込む
SNSや検索で他のブロガーを見ると、「月収100万円達成」「1年で10万PV」といった華々しい成果が目に入りますよね。そんな成功事例と自分と比較して「自分はまだ全然ダメだ」と落ち込み、モチベーションが下がってしまうことはよくあります。
他人が半年で結果を出しても、あなたが1年かけて同じ結果を出せば、それは同じ成功です。焦らず、自分のペースを大切にしましょう。
- 比較するなら「過去の自分」にする
- 成功者の過程を考えてみる
- 自分のペースで進める
- 成果報告を見ないようにミュート機能を使う
他人と比較するのではなく、1か月前、3か月前の自分と比べましょう。「最初は500字しか書けなかったのに、今は2,000字書けるようになった」という成長こそが、あなたの本当の成果です。
他人の成功を素直に祝福して、あなた自身に集中すると自分の心も軽くなりますよ。比較ではなく、共に成長する仲間として見ましょう。
完璧に仕上げないと公開できない
完璧主義の人は、「誤字があったらどうしよう」とか「もっといい表現ができるはず」と何度も推敲を重ね、公開ボタンを押せなくなります。その結果、記事の執筆に膨大な時間がかかり、継続できなくなってしまうのです。
- 60〜70点の完成度で公開する
- 時間制限を設ける
- リライト前提で書く
- 下書きではなく公開が学びだと考える
この記事は後で改善すると最初から決めておくことで、記事公開のハードルが下がります。実際、3か月後に見直すと、書き足したいことや修正点が自然と見えてきます。
なので最初から完璧を目指す必要はありませんし、60〜70点の完成度で公開し、読者の反応を見ながら改善していく方が効率的です。
ブログの向き・不向きで悩まないでまずはやってみる事が大切!
ここまで、ブログに向いている人・向いていない人の特徴を紹介してきましたが、項目に当てはまったとしても本当にやってみないとわかりません。
やる前からダメだと思ってしまうと、何も進まないので、「とりあえずやってみるか!」ぐらいの気持ちで始めてみると良いでしょう
下記の記事ではブログを始めるための方法を紹介しているので、是非、参考にしてみて下さい。
それでは、また。

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