「案件を獲得したいけど、なかなか受注できない」
「もっと案件獲得率をアップさせたい」
Web制作やデザイン、動画編集などを副業としている人のなかには、たくさんの応募をしているのになかなか仕事を受注できずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
私も副業を始めたばかりのときは「どうやって案件を受注するの?」と思いました。案件獲得率を上げて、副業で安定して案件を受注していきたいですよね。
そこでこの記事では、案件受注率が上がらない人に向けて案件受注率を上げる方法について詳しく解説をしていきます。この記事を読む事で、案件受注率が上がる方法やコツを理解できるようになります。私が実際に使っている案件募集時の応募文も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
■この記事は以下の内容が書かれています
- 副業の仕事の探し方
- 案件獲得率を上げるコツ
- 案件獲得率が上がる応募メッセージ
- 案件に応募する時の注意点
■この記事でわかること
- 副業、フリーランスの仕事の探し方がわかる
- 案件受注率を高くする方法が理解できる
- 受注率を高くするために効率的にスキルを身につける方法が知れる
それでは、早速スタートします。

副業未経験者でも案件を獲得することはできるの?
副業をはじめた人は、案件を自分で見つけて獲得をしなければなりません。しかし、副業未経験の人が案件を受注することができるのかと疑問に思う人も多くいます。
結論から言うと、副業未経験者でも、案件獲得のコツを理解すれば案件を受注することは可能です。
やみくもに募集している案件に応募するだけでは、案件を受注することはできません。初案件を獲得するための事前準備が必要で、これがとても大切です。
副業は自分のスキルアップやスキル向上につながるとても良い機会です。ここから解説する副業の案件獲得方法を参考に自分に適した案件を見つけていきましょう。
副業の案件を獲得に向けて事前にやるべきこと

副業を始めた人がまずやるべきことは、案件を獲得するための事前準備をすることです。事前準備をするのと、しないのとでは、案件を獲得するまでの苦労の差が異なります。
準備することは具体的には以下3つあります。
- ポートフォリオの作成する
- 営業文章の作成する
- 積極的に応募することを心がける
積極的に自分をアピールすることで、受注率が高まりますので、ぜひ参考にしてください。
ポートフォリオの作成する
これまで自身の実績や学んできたことをアピールするために、ポートフォリオを作成します。
ポートフォリオをクライアントがみることで、クライアントの求めるスキルに見合っているかどうかの判断がしやすくなります。ポートフォリオとなる例は以下のようなものがあります。
- 自身が運用しているブログ
- コーディングの練習で作ったサイト
- 自己紹介ように作った動画
熱意だけでは受注に至らないことも多いため、何らかの実績を準備して、提示できるものを用意しましょう。

案件をいくつかこなして実績が積み上がってきたら、それらも実績としてポートフォリオを作成しましょう。
営業文章の作成する
案件を受注するときは自分で営業をして獲得しなければなりません。気になる案件に1件ずつ応募文を考えていると時間がかかってしまうため、テンプレートを用意しておくといいでしょう。
営業文章はクライアントが一番はじめに目を通す文章です。ここでクライアントにしっかりと印象を与えられるように入念に作成しましょう。
- 経歴や実績などをわかりやすくまとめる
- 応募理由やできることをアピールする
- 連絡先を載せておく
- 対応納期の目安を記載する
- 返信レスポンスの目安を提示しておく
テンプレートを用意ししたものの、何も工夫せずに同じ文章を送るのはあまり意味がないです。案件ごとに回答すべき情報は異なります。クライアントからの質問や案件の進め方、方針など案件によって違います。それによってこちらの対応方法も異なるため、テンプレートのままの文章を送るのは絶対にやめましょう。
せっかくスキルがあるのに印象が悪くなるだけでなく、アピールすることができなくなってしまいます。あくまでのテンプレートは参考程度としておきましょう。
一例として、副業でWebライターをおこなっている私が、実際に使っている応募文を以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。


積極的に応募することを心がける
自分の希望通りの案件を獲得するなら、積極的に応募し続けていく必要があります。
クライアントから連絡が来るのを待っていても、副業をおこなっている人はたくさんいるので、依頼が来ることも滅多にないです。自分の希望通りの案件は他の人も受注したいと思っていて、みんな積極的に応募をしています。
数ある案件から探しているように、自分から行動をしないとクライアントもあなたが副業をしていることに気づきません。案件に応募することで、はじめて認識をしてもらえるのです。
しっかりとあなたのことを知ってもらうためにも、気になった案件があれば積極的に応募をしましょう。
副業案件を獲得するための5つの仕事の探しかた


副業になれば会社での働き方とは違い、自分で営業活動をして仕事を獲得しなければなりません。
この営業活動がとても難しいです。営業をやった事がある方なら経験を元に活動をしていけますが、これまで営業活動をしたことがない方は最初は営業の方法がわからず苦戦する方も多いでしょう。
そこで、まずは、副業の仕事の探し方について以下、3つについてご紹介します。
- クラウドソーシングサイトを利用する
- エージェントサイトを活用する
- 知り合いから案件を紹介をしてもらう
- SNSやブログ経由で案件を見つける
- 会社に直接営業をおこなう
それでは、順番に解説していきます。
クラウドソーシングサイトを利用する
クラウドソーシングとは、「仕事をお願いしたい側」と「仕事を受けたい側」とをマッチングするサービスのことで、以下のサイトが有名です。
副業をはじめたばかりの人は、クラウドソーシングサイトで案件を探すことができます。常に多くの募集案件がありますので、自分に対応できそうな案件には、どんどん応募していき、案件を獲得するコツを掴んでいきましょう。駆け出しの副業初心者であってもそのうち依頼をもらえるかもしれませんよ。
ただ、クラウドソーシングはどうしても需要と供給のバランスが「発注者 << 受注者」になる場合が多く、価格勝負になってしまう案件も少なくありません。初案件での利用はおすすめですが、ゆくゆくは継続案件につなげてクライアントと直接契約できるようにしていきましょう。
クラウドワークスとランサーズの登録方法は以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。




エージェントサイトを活用する
専門スキルがあるけど、案件がなかなか獲得できないという方にオススメなのが「エージェントを利用する」方法です。
エージェントサイトでは、副業として案件を獲得したい人と企業とをマッチングしてくれる仲介役の人が、エージェントとして間に入って、「副業したい人」と「企業」とを結び付けてくれます。エージェントに任せることで、以下のメリットがあります。
- 案件の獲得を代行してやってくれる
- 希望通りの案件を獲得できる
- 仕事に集中できる
案件獲得に必要な時間を割かなくてよくなり、作業に集中することができます。
さらに、案件の単価や仕事内容も希望通りに進められるのもエージェントを利用するメリットではないでしょうか。たとえば、「平日は本業があるため夜のみの作業で、土日も対応できる案件をやりたい」という条件を伝えておけば、その条件にマッチした案件を、エージェントが探してくれます。
エージェントという第三者のサポートを受けることによって、適正単価で仕事を受けることができるのは大きな魅力ですよね。
\副業におすすめのエージェント/
![]() ![]() レバテック フリーランス | ![]() ![]() Midworks | ![]() ![]() エンジニアルート | ![]() ![]() Pe-Bank | ![]() ![]() Tech Stock ![]() ![]() | |
---|---|---|---|---|---|
案件数 | 約80,000件 | 約10,000件 | 約700件 | 50,000件 | 約7,500件 |
ユーザーの平均年収 | 876万円 | 840万円 | 816万円 | 847万円 | 935万円 |
ユーザー数 | 45万人 | 4.5万人 | 0.3万人 | 4.0万人 | |
特徴 | ユーザー数No1の フリーランスエージェント 週3から常駐できる案件 | 福利厚生が充実 案件が途切れた時の報酬保証 | 高単価案件が豊富 安定した長期稼働サポート | 確定申告のサポート マージンが低い | 80万/月超の 開発案件多数 プログラミング研修 |
支払いサイト | 15日サイト | 20日サイト | 30日サイト | 40日サイト | 15日サイト |
非公開案件 | あり | あり | あり | あり | |
公式サイト | レバテックフリーランス | Midworks | Pe-Bank
![]() ![]() | Tech Stock
![]() ![]() |
知り合いから案件を紹介をしてもらう
仕事を見つける上で最も楽な方法が、「知人から紹介してもらう」方法です。
SNSやクラウドソーシングが発達した今、絶対に必要というわけではありませんが、しかし、独立となると、知り合いの力は大切です。
独立してすぐにおこなう仕事が、現職や前職でのお客様というケースもよく聞きます。そこから案件を紹介してもらうこともできるのです。もちろん、全く人脈ない状態から副業を始めたという人もいます。
ただし、人脈のある・なしでは案件獲得率や案件単価に大きな差が生じる可能性があります。やはり、スタート時点での信頼度やその人の保有スキルを知っている状態では大きな違いがあるからです。そのため、知人から案件を紹介してもらえる目処がある方は是非、相談をしてみることをおすすめします。
SNSやブログ経由で案件を見つける
副業の案件をSNSを使って探す方法もあります。
企業が仕事を受けてくれる人を探すためにSNSやブログで応募をしていることもあるので、そういったポストを探して、応募してみるのもいいでしょう。また、副業案件を探していることを投稿したり、自分のアカウントの固定ポストにしておくことで、クライアントからの連絡を待つ方法もあります。
これはセルフブランディングという方法です。企業から声がかかるようにするためにもプロフィールを充実させたりポートフォリオを添付したりして、企業に興味を持ってもらえる準備が必要です。
その他にも、SNSで「Web制作」「案件」などのキーワードで検索し、案件を募集しているポストを確認して公開されている副業案件に応募しましょう。
会社に直接営業をおこなう
副業に関連する会社に、業務委託契約を結ぶためにお願いをする方法もあります。
営業方法としては、基本的には各会社のお問い合わせフォームやパートナーを募集している会社にメールなどで連絡を行います。このときに大切なのが、テンプレートのような文章ではなく、自分には何ができて、応募先の会社にどんなメリットがあるのかを記載した応募文です。
応募をすると、オンラインでの面談などをおこなう場合もありますが、実力を認めてもらったうえで、あなたのスキルにマッチした案件があれば、仕事を依頼してくれるかもしれません。
実際に会って話す機会があれば、積極的に会いにいきましょう。実際に会って話をした方が、信頼度も上がりやすいですよ。
副業を始めたばかりのときに効果のある案件獲得率を上げる3つのコツ


副業をはじめたばかりのときは、案件を獲得するのに苦戦をすることもありますが、ここからは案件獲得率を上げる3つのコツを解説していきます。
- 単発で規模の小さい案件に応募する
- 副業の実績を積みあげることに集中する
- 在宅でできる案件に絞る
それぞれ、詳しく解説をしていきます。
単発で規模の小さい案件に応募する
副業をはじめたばかりのときに、案件を受注するときはできる限り単発で規模の小さい案件に応募するようにしましょう。理由としては以下の3つです。
- 始めたばかりは規模の大きい案件は受注しにくいから
- 慣れてないために本業に支障がでる可能性があるから
- まずは実績を積み上げていきたいから
副業をはじめたばかりでは、規模の大きい案件に応募をしても経験豊富な人に獲得されてしまい、太刀打ちができないです。そのため、まずは単発で規模の小さな案件に応募をしていきましょう。
また、慣れていない状態で大規模の案件に携わると、副業に多くの時間が必要となり本業に悪い影響が出てしまいます。それでは、本業も副業もうまくいかなくなってしまうので、副業になれるまでは規模の小さめの案件にしておきましょう。
副業の実績を積み上げることに集中する
まずは実績を積んでいくことに集中をしていきましょう。
実績を積むのは副業に慣れるという目的はもちろん、「クラウドソーシングで案件を受注したことがある」という実績作りになり、案件獲得率や単価が高い案件受注しやすくなるためです。
クラウドソーシングを利用していると、どのぐらいの案件数をおこなったのか、案件をおこなうスキルがどのぐらいあるのかを各クライアントに評価をされます。その評価を他のクライアントがみて「この人はスキルがあり、仕事をしたい」と思ってもらえます。
また、人気の案件に応募したときに実績がある人であれば、高単価の案件でも受注できる可能性が高まります。そのため、まずは副業での実績を積み上げることに集中をしていきましょう。
在宅でできる案件に絞る
本業をしながら副業をしているため、クライアント先に移動して仕事をするのは体力的にも大変ですし、時間がかかってしまいます。仮に土日のみだったとしても、平日は本業の会社へ行き、土日も副業のために別の会社へいくとなると大変です。
その点、在宅でできる案件に絞ることで、会社に行く移動時間を副業にあてることができますし、自分の都合に合わせて有効に案件をおこなうことができます。
副業案件を獲得するときは、完全に在宅でできるものにこだわるべきです。
副業で案件獲得率を上がる応募メッセージ
ここでは、案件の獲得率を上げるための応募メッセージの例をご紹介します。
〇〇様
はじめまして!
しょうしーど、と申します!
本業をしながら、隙間時間にWebライター、Web制作の副業フリーランスとして活動をしています。
さて記事作成についてですが、すでに100件以上の記事作成、リライトに関わらせていただき、上位検索に表示される記事も担当をさせてもらったことがあります。ぜひ、私の経験を活かしたいと考えておりますので、応募をさせていただきました。
〇〇様からのご要望について回答させていただきます。
以下、ご要望回答
・週/月にどのぐらい納品できますか?
⇨1記事5,000字程度であれば週に1〜2本ほど
月に最大10本は執筆することが可能です。
・コミュニケーションツールとしてチャットワークス、Slackなどの利用は可能ですか?
⇨チャットワークス、Slackは現在も利用しており、どちらでも対応可能です。
・WordやGoogleドキュメントを利用できますか?
⇨はい。どちらも利用実績がある為、対応可能です。
【実績について】
Webライターとして2021年7月から活動をしております。記事作成の実績本数は100本以上、中にはGoogle検索順位で上位記事の執筆も経験があります。
SEOを意識した記事執筆を行うことも可能です。
【納期について】
柔軟な対応が可能です!
目安として3000〜5000字であれば1週間程度で納品が可能です。
その他、ご要望がありましたらお気軽にご相談をしてください。
【守秘義務】
お預かりしたデータ・原稿は、納品後、情報保護の観点から破棄します。
以上となります。前向きにご検討いただけますと幸いです。
よろしくお願いします!
あくまでも一例なので、自身で「これは使える!」と思うものはどんどん、利用して下さいね。
案件へ応募するときの注意点


案件に応募する時はいくつか注意すべき点がありますので紹介していきます。注意点としては以下、3つありますので順番に解説をしていきます。
- 業務量に応じた報酬を受け取れるか
- 契約内容を確認する
- スケジュール上問題ないか
それでは、順番に解説をしていきます。
業務量に応じた報酬を受け取れるか
副業初心者の方が、最初にやってしまいがちなのが、実績がないため報酬金額の低い案件に応募してしまうことです。
しかし、初心者であっても、業務量に見合った報酬が設定されている案件に応募する事を心掛けましょう。
大体の仕事は成果報酬制であることが多く、報酬計算は「文字単価1.0円」「1案件5,000円」といった単価が設定されている事がほとんどです。
まずは、案件に応募する前に、「この案件の作業内容と単価が妥当なのか」を確認します。
- 5000円の案件を受注した場合
5000円÷5時間=1000 時給換算1000円
8時間かかる場合 5000円÷8時間=625 時給換算625円 - 単価5円のデータ入力なら
1時間に100件納めた場合 5円×100件=500 時給換算500円
1時間に200件納めた場合 5円×200件=1000円 時給換算1000円
このように、大まかな計算をして、作業量と報酬額のバランスに納得のできる案件を受けるようにしましょう。
契約内容を確認する
副業として働く場合は、契約内容をしっかり確認しておきましょう。
企業に雇用されて働くときと異なり、副業の場合自己責任で対応する必要があります。そのため、仕事の内容や契約事項、個人情報の取り扱い内容に目を通して疑問点や不審点がないようにしておきましょう。
クラウドソーシングサイトを利用する場合は、サイトごとに禁止事項などルールがあるので注意が必要です。同時に、運営会社のルールを遵守している信頼できるクライアントと契約するようにしましょう。
スケジュール上問題ないか
副業の案件応募を行う上で、スケジュール管理をできるようにしておきましょう。
案件の納期、業務量からクライアントが求める納期に間に合わせなければなりません。しかし、スケジュールを把握していなければ、以下の問題につながってしまう可能性がある。
- 案件を受けすぎてしまう
- 締め切りを守れない
- クライアントの信頼度が下がる
スケジュール管理が苦手な方は、手帳やエクセルなどで今、請け負っている案件と納期を見える化しておくことをおすすめします。仕事の進捗状況を把握できるようなる他、新たな案件を請け負っても大丈夫なのかが見えるので案件調整ができます。
副業をはじめたばかりはたくさんの案件に応募をして獲得できる機会を増やそう!
案件の獲得率を上げるためには自分をアピールできるかが重要になります。基本的にネットワーク上でのやりとりになるので、顔を合わせることなく文字で表現をしていかなくてはいけません。
そのためにアピールできるスキルを保有することや実績をつくることが一番大切になります。スキルを身につけて、クライアントにアピールできるようにレベルアップしていくことを心がけていきましょう。


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